UR Studioは、ブラウザ上で自動化セルを一から設計・検証できるツールです。
ロボットやモジュール、周辺機器、既存設備などを1つずつ配置し、実際の作業環境に合った構成を確認できます。
シミュレーションによってプログラムをテストし、サイクルタイムを算出。
構想段階から導入まで、自信をもって進められる環境を提供します。
UR Studio
導入前にリーチ、動作速度、配置の最適化をデジタル空間で検証できる、ワンクリックのオンラインシミュレーションツール。実機導入前に、ロボットソリューションの動作を可視化・評価できます。
設計、シミュレーション、導入まで
UR Studioを始める4つのステップ
登録またはログイン
UR Studioにアクセスして、URアカウントでログイン。インストールや設定は不要。ブラウザからすぐに利用できます。URアカウントをお持ちでない方も、無料で約2分ほどで作成できます。
UR Studioの使い方を学ぶ
UR Studioを使ったプロジェクト作成、レイアウト構成、自動化設定、ロボットプログラミングの方法を、ガイドブック（英語）または ビデオチュートリアル（英語）で学べます。
バーチャル作業セルを構築
ロボットモデルを選び、作業環境を定義して、実際のレイアウトを1:1で再現したバーチャルセルを構築します。あらかじめ用意されたテンプレートから始めることも可能です。リーチ、位置決め、動作をすぐにシミュレーションできます。
検証と共有
アプリケーションのロジックをテストし、レイアウトを最適化。構築したセットアップや検証結果は、顧客やチームと簡単に共有できます。
使いやすさ
UR Studioは、シミュレーションツールを初めて使う方でもすぐに始められます。
直感的なインターフェースで、部品をドラッグ＆ドロップして正確に配置。あらかじめ用意されたテンプレートを使えば、新しいセットアップの構築も、既存ラインの改良もスムーズに行えます。ロボット、モジュール、エンドエフェクタを1つずつ追加し、動作の関係を確認しながらその場で調整可能。特別なトレーニングは必要ありません。
ダウンロード不要、複雑な手順も不要。
よりスマートな自動化を、シンプルな操作で始められます。
セルの最適化
ハードウェアやレイアウトを変更する前に、UR Studioでセットアップのあらゆる要素をシミュレーションできます。ロボットのリーチ確認、干渉チェック、動作速度の評価に加え、床面スペースや既存設備など実環境の制約も考慮して検証可能です。全体構成を可視化し、機器の配置を最適化。ワークフローを効率と性能の両面から微調整できます。
潜在的な問題を早期に把握することで、ダウンタイムを減らし、無駄な修正コストを抑え、スムーズな立ち上げを実現します。
Keith Fox, Chief Product Officer at Universal Robots.重要なのは、導入の確信と安心感です。自動化をこれから始める方も、複雑なセルを最適化する熟練ユーザーも、最終判断の前に確かな裏づけが欲しいはずです。UR Studioは、エンドユーザーのセットアップを直感的に可視化し、セル全体の動作をシミュレーションして徹底的に検証できるツールです。レイアウトや動作の細部まで確認し、最大限の効率と性能を実現するための計画を立てることができます。
UR StudioとPolyScope Xの連携
UR Studioは、URの最新ソフトウェアプラットフォーム「PolyScope X」と密接に連携するよう設計されています。
シミュレーション環境で作成したプログラムは、実機上でも同じ動作を再現。
実際の稼働を想定した検証が可能なため、導入前から高い確信を持ってシステム構築を進められます。
PolyScope Xは、設計段階からシミュレーションを前提に構築されており、実機導入前に仮想空間でソリューションを設計・検証できます。
さまざまなロボットモデルの比較や最適な構成の検討、サイクルタイムの最適化テストなどをUR Studio上で自由に試せるため、個別の自動化課題に対して柔軟に対応し、確信を持って導入できます。
UR StudioとPolyScope Xを組み合わせることで、構想段階と実運用のギャップを埋め、より迅速で確実な自動化開発を実現します。
ブラウザ上で試し、実機で形にしましょう。
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