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国際ロボット展2023出展デモ動画・資料
出展デモ一覧
■世界初公開 新製品 UR30
可搬重量30kg | リーチ1300mm | 本体重量63.5kg | 設置スペースφ245mm
重量物の搬送を、圧倒的なコンパクトさで実現
- UR20に続く、次世代アーキテクチャを採用した新シリーズ第2弾
- 新ジョイント構造と駆動制御プログラムの改良と相まって、トルクが約25%、速度は最大30%向上。TCP速度は2m/sと約2倍に。さらにパーツ点数を50%削減することで信頼性と稼働時間、保守性が向上(当社従来比)
- 可搬重量30kg(作業空間内全域において)、リーチ1300mm
- ロボット質量は63.5kg、設置スペースはφ245mmと他社同等品より軽量・省スペースのため、取り扱いが容易。設置方向の制限もないため、フレキシブルにレイアウト可能
優れた性能と使い勝手を実現
- 作業空間内全域において、姿勢を問わず30kg可搬を実現。さらにワーク重心が150mmツールフランジからオフセットしても、20kg可搬を維持。動きや重心距離の制限を受けづらく、柔軟に動作可能
- 標準搭載の力覚センサを活用し、ワークを置く際にパレット等対象物との接触を検知してワークを離すよう制御。重量物を優しく取り扱うことが可能
UR30のメリット
- 作業者を負荷の高い仕事から解放
- 重量物を繰り返し持ち上げることによる怪我や事故を防ぎ、一貫したスピードで搬送を実現
- 省スペース、生産性の最大化
- 1台のUR30に複数のハンドを取り付け、ワークの取り外し、洗浄、新しいワークの配置といったマシンテンディングの複数の作業を一連の動作で実行
- 高トルク作業に対応
- 人の手が届きにくい場所でも、まっすぐで安定したねじ締め等の自動化が可能
- 独自の機能「ステディモード」により、高トルク締結時の反力を受け流すことが可能。協働ロボットの安全性を維持しながら意図しない保護停止を防ぐことで、稼働率の高いシステムを構築
詳細はこちら
■高速・フレキシブル・省スペース パレタイジング自動化パッケージ
パレタイジング自動化をすぐ始められるオールインワンのパッケージ
- 最大18 kgの可搬重量(専用ハンドを除く、ワークの重量として)
- 最大2150mm の積み上げ高さに対応
- 毎分最大13ケースの移送能力
- 横800 x 奥行1310mm とコンパクトサイズ(1100角パレット2枚使用時の設置面積:横3000 x 奥行1310mm)
- 固定式架台、ハンド、パレットセンサ、操作ボタン、表示灯、空圧機器、ソフトウェアなど必要な機器がすべてパッケージ化
フレキシブルな運用が可能
- リフトを使用して移設・再配置も可能。16種類のツール構成により、幅広いワーク寸法に対応
専用の操作画面をティーチペンダント上に標準搭載、3ステップの簡単な操作のみ
- ワークの寸法と重量を入力
- パレットの寸法を入力
- パレット上の積み上げパターンを入力
- これだけでロボットの軌道や動きを自動的に生成するため、ティーチング工数を大幅に削減可能
次世代の協働ロボット UR20(詳細)
- 可搬重量20kg*、リーチ長1750mmとUR史上最大可搬重量のロボット(*アームを伸ばし切った状態でも20kg可搬を確保)
- ロボット質量は64kgと他社同等可搬重量製品より軽量・省スペースのため、取り扱いが容易。設置法河野制限もないため、フレキシブルにレイアウト可能
- ジョイント構造を一から再設計。駆動制御プログラムの改良と相まって、トルクが約25%、速度は最大65% 向上した結果、TCP 速度は2m/sと約2倍に。さらにパーツ点数を50% 削減することで信頼性と稼働時間、保守性が向上(当社従来比)
- パレタイズの生産性向上に重要なベースジョイント速度が±120°/sec と高速
【周辺機器の特長】
- Robotiq製 パレタイジングソリューション - PE20
- Robotiq製 PowerPick20
■加工機へのワーク投入・取り出し(マシンテンディング)
標準搭載の力覚センサを活用し、ティーチング・立ち上げ工数を削減
- 内蔵力覚センサを用いて高精度に位置を補正
- 投入するワークを装置側のチャックに取り付ける際、ワークの姿勢や中心位置のズレがあっても、ならい動作による芯出しが可能。ティーチング工数の削減と、システムの安定稼働に貢献
- 移設や清掃等によりロボットを再配置した際に生じる、ロボットと加工機の位置ずれを、さまざまな方法で補正可能
- 内蔵する力覚センサを用い、装置側をタッチして位置ずれ量を測定して位置補正(本デモで採用)
- UR+対応のカメラを用いて、ランドマーク等を認識させることで位置補正
- URが認証したプラグイン周辺機器 UR+製品が豊富にあり、開発・立ち上げ期間を短縮
【使用しているURロボット】
UR16e
【周辺機器の特長】
デュアルクイックチェンジャにより、2つのワークを把持可能。
加工済みワークの取り出しと、加工前ワークの投入を同時に行えるため、短時間でのワーク交換を実現
■高トルクねじ締め
- 最大140N・m まで対応
- 締め終わりにかかる大きな反力を受け流すことができる、UR独自の機能を搭載。
一般的な協働ロボットの場合、この大きな反力を受けて保護停止してしまうため、必要以上の高可搬タイプを選ぶ必要があったり、または一時的に協働モードを解除する必要があるが、URなら協働ロボットとしての安全性と、長期間の信頼性を犠牲にしないシステムを、高可搬タイプを使わずに実現 - トレーサビリティを実現するデータ管理
- 工程内のねじを締めつけた位置・順番とそれぞれのトルク値の履歴をナットランナーとロボットのログを照合することで、統合的に履歴管理が可能
- URロボットで無償で使えるLog Viewerを活用することで、締付時におけるロボット各部(ツール、ジョイント)の挙動をモニタリング。安全余裕度を可視化し、システムの安定性を確保
【使用しているURロボット】
UR16e
【周辺機器の特長】
エスティック製電動ハンドナットランナ(詳細)
・特許取得済みパルス締付技術「ESTIC PULSE」により、ねじ締め時のトルクを大幅に軽減
・トルク、角度、速度を管理することで締付不良を検知
・URCap対応、ウィザードに従ってプログラミングできるため立ち上げ工数を削減
■AI画像処理を用いた高速ワーク仕分けシステム
高速・ロバスト性の高い位置検出
- URロボット内蔵のコンベアトラッキング機能により、ロボットがコンベア上のワークの動きに追従しながら、コンベアを停止させずにワークをピッキングする動作の設定が容易
- ピッキング用2Dカメラ(IN-SIGHT 7000)は画像処理が高速にできるためコンベアトラッキング用途に最適
- カメラでワーク位置・向きを認識してピッキングするので、位置決め治具が不要で多品種対応が可能
スモールスタートで立ち上げが容易なAI画像処理
- 検査用カメラ(IN-SIGHT 2800)はGPU搭載PCが不要でAI機能が使用可能
- ディープラーニングで覚えこませる画像の枚数が少なくても学習が可能
- 従来のビジョンシステムでは難しかった判別設定がAIによって容易にできるため品種判別システムにかかる工数を削減
- 人の目では判断が難しいような壁紙の模様や材木の種類の判別仕分け、食品・医薬品のラベル認識の多品種対応、貼り付け不良チェックなどに最適
【使用しているURロボット】
UR3e
UR5e
【周辺機器の特長】
コグネックス製IN-SIGHT 7000(詳細)
- 直感的なURCapsでカメラとURロボット間の通信設定が容易
コグネックス製IN-SIGHT 2800
- 人工知能(AI)と従来のルールベースを組み合わせたビジョンシステム
- シンプルな有無検査から高度な分類や仕分けの作業に対応
OnRobot製RG2グリッパ(詳細)
協力会社
株式会社特電(UR認定SIer)
■溶接自動化パッケージ
誰でも簡単に高品質を実現
- 30分もあれば操作方法の習得が可能
- 各種溶接条件(ウィービングや溶接速度など)の設定や変更をロボットのティーチペンダント上で直感的に行える、専用の操作画面(URCap)を実装
- ティーチングにかかる時間を1/10に削減:独自のパスレコーディング機能を搭載。ワイヤレス式の操作ボタンを用いた直感的な操作で、ダイレクトティーチした軌跡をペンダントを使わずに記録し、座標系を意識せず溶接プログラム作成が可能
- 隅肉溶接の品質を向上させる新機能*を搭載
- タッチセンス:隅肉溶接を行うワークをタッチして実際の溶接部を算出することで、位置ずれを補正して正確な溶接ポイントをティーチング可能
- シームトラッキング:溶接中の実際のワイヤー長を計測しながらウィービング位置をリアルタイムで自動補正することで、下板と立板に均等な脚長を制御可能※本機能はフロニウスの溶接機を使う場合のみ有効
必要なものをパッケージ化 すぐ使える
- ロボット・架台・定盤・URCaps・教育などを標準パッケージ化。導入後すぐに溶接作業が可能
- コンパクトなシステム構成で省スペース化を実現
- 各種溶接機*に対応。お持ちの機器を生かした自動化を実現(※ダイヘン、フロニウス)
【使用しているURロボット】
UR10e
協力会社
iCOM技研株式会社(UR認定SIer)
■PLCレスで構築するワーク搬送・組立システム
協働ロボットの汎用性を生かした柔軟なシステム
・PLC を使わずに、ロボット同士をLAN ケーブル1本で接続して同期制御
・必要に応じて1台をロボットセルから取り外し、代わりに作業者がセルに入って作業することも可能
・ランドマーク認識で位置補正できるため、再配置の際に細かい位置決めは不要
・多品種の検査・組付・箱詰工程では、単体構成で作業者と協働作業
・作業者による両手作業や組立工程では、2台以上の構成にしてドライバー等のツールを持たせるなど、柔軟な運用が可能
2台のUR ロボットで協働作業
・UR ロボット内蔵のReal Time Data Exchange(RTDE)機能を活用し、PLCを使わずに2 台のロボット間で通信
・ワーク位置認識
ボール/ 内蓋/ 外蓋の位置を各ロボットのカメラで認識して把持
・キャップ取り付け
片方のロボットがボトルを持ち、もう片方のロボットが外蓋を取り付け
共通のランドマークで双方の位置関係を補正し、正確に作業
キャップ取り付けにはUR ロボット内蔵の力覚センサを活用
・今回の作業内容以外にも、2台で連携させることでさまざまな作業を柔軟に自動化が可能
【使用しているURロボット】
UR3e
UR5e
【周辺機器】
Robotiq2F-85(詳細)およびRobotiq リストカメラ(詳細)
・位置、速度、力を調整可能なグリッパと位置認識用のリストカメラ
・いずれもティーチングペンダント上で設定が可能
Cognex In-Sight 5705
Asyryl Asycube240 フレキシブルパーツフィーダ(詳細)
・URCap で容易にUR ロボットと統合可能。ワークの向きや姿勢を整え、最適な位置に整列
協力会社
日晃オートメ株式会社(UR認定SIer)
■レーザークリーニング技術を用いた表面処理の自動化
生産性向上と環境負荷低減を両立
- 細かい凹凸があるような金属ワークに対しても非接触で効率的に汚れを除去
- 研磨や酸・有機溶剤・合成洗剤を使用する従来の表面処理方法と比較して
- 表面処理や洗浄工程に費やされる付帯作業を削減
- 圧倒的に環境にやさしい処理を実現
- 電動工具の使用時に発生する騒音や強い反力から解放、労働環境の改善に寄与
URロボットを用いることで省スペース・高品質な作業を実現
- ティーチングが容易、立ち上げ工数を削減
- 手持ち作業よりも均一な距離・動きで加工できるため効率と品質を向上
想定用途
-
エンジン部品洗浄
-
錆除去
-
金型洗浄
-
自動車リム脱塗装
-
ブレーキパッド洗浄
-
塗料除去
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アニロックス印刷ロールからのインク除去
-
真空ジグの洗浄とコーティング除去
-
塗装前の脱脂と表面汚染除去
【使用しているURロボット】
UR10e
【周辺機器】
Laser Photonics社製レーザークリーニング装置 CleanTech™レーザーシステム LPC-200CTH
協力会社
■リアルハプティクス®︎を活用した感触・力加減が必要な作業の遠隔化・自動化
協働ロボット用感触伝送遠隔操作ユニット「URH」の特長
1.感触伝送
- 2台のURロボットをURHで接続し、互いの動き・力をリアルタイムに同期させることで、離れた場所の「感触」「力加減」をリアルに伝送
2.動きの拡大・縮小
- 動き・力加減の拡大・縮小が可能。動きの拡大により机上の操作でより大きなスケールの作業を行ったり、力加減の縮小により繊細な感触を得たり、業務に適したスケールで作業を行うことが可能
3.人の動作の抽出と再現自動化
- URロボットを遠隔操作したときの動作データ(位置・力・速度)は抽出して記録することが可能。熟練作業動作の解析に使用したり、職人と同じ動作・力加減をロボットで再現して自動化することも可能
4.簡単導入
- URH-1は外付けのシステムであるため、お持ちのURロボットをそのまま使用して簡単に導入が可能
活用シーン
- 職人に依存している作業の自動化
- 職人が行っている絶妙な力加減の作業(押し付けや引っ張り、把持など)を数値化し、自動化することで人材不足へ対応
- 危険作業・クリーン環境下の作業の遠隔化
- 人が入ることが適していない環境での力加減を伴う作業を遠隔化し、リアルな触覚を感じながら安全に実行可能
- 例:研磨加工、焼却炉付近の酷暑環境下の作業など(ロボット周囲温度範囲内にて)
- 離れた拠点間での移動コスト削減
- 生産拠点が離れていても、敷地内が広くても、ネットを介した感触の伝わる遠隔操作により移動の必要性を低減
- 熟練技術者は場所と時間の制限を気にせず効率的に作業を行うことが可能
【使用しているURロボット】
UR3e
UR5e
協力会社