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テラダイン社、ユニバーサルロボットの次期社長を発表
デンマーク出身のキム・ポヴルセン氏 に決定

ユニバーサルロボット(Universal Robots 、本社:デンマーク オーデンセ、以下「UR」)は、本日、キム・ポヴルセン (Kim Povlsen) 氏が、親会社であるテラダイン社(Teradyne, Inc.、本社:米国 マサチューセッツ州、NASDAQ:TER、以下「テラダイン」)によりURの次期社長に選定されたことを発表します。ハイテク分野と商業分野のグローバル企業でリーダーシップを発揮した経験を持つポヴルセン氏が、UR をさらなる革新と成長のステージに導くことが期待されます。デンマーク出身のポヴルセン氏の就任は、UR発祥の地であるデンマーク オーデンセ地域のロボットコミュニティをさらに発展させる役割を担うというテラダインのコミットメントを裏付けるものです。ポヴルセン氏は、2021年3月1日にURの社長に就任します。
テラダイン インダストリアルオートメーショングループのプレジデントであり、URの社長代理を務めるグレッグ・スミス(Greg Smith)は次のように述べています。「ユニバーサルロボットの新社長にキム・ポヴルセン氏を迎えることは大きな喜びです。ポヴルセン氏は、ダイナミックな経営者としての素晴らしい実績と、ロボット技術への情熱を兼ね備えています。ポヴルセン氏の就任により、URは世界の協働ロボット市場においてさらにリーダーシップを強化する準備が整いました。ポヴルセン氏のもとでURは協働ロボットの新たなアプリケーションを生み出し、市場の成長を加速させることでしょう。URは、オーデンセのロボティクスイノベーションハブの中核を担う企業の1つであり、世界各国の顧客はデンマークならではの革新性や高い品質を理解しています。私は、URの実績をさらに積み上げ、オーデンセのロボットハブとURのさらなる発展に取り組んでくれるデンマーク人経営者を迎えることが楽しみでなりません」
ポヴルセン氏は、世界的なエネルギーマネジメントおよびオートメーション企業であるシュナイダーエレクトリック社(Schneider Electric)で、さまざまなビジネスと技術分野でリーダーシップを発揮してきました。直近では戦略・技術担当副社長として、数十億ドル規模のグローバル組織内での技術戦略策定と遂行を担っていました。デンマークのオーフス在住のポヴルセン氏は、南デンマーク大学でコンピュータサイエンスと組み込み工学の修士号を取得しています。同大学の卒業生には、有名なオーデンセのロボットコミュニティのイノベータやビジネスリーダーが数多く含まれています。
ポヴルセン氏は次のように述べています。「私は以前からユニバーサルロボットに感銘を受けていました。URは革新性と可能性の頂点に位置する会社であり、このユニークな企業でリーダーの役割を担うことになったことに興奮を覚えています。URは協働ロボットという新たなカテゴリーを開拓し、パートナーたちとエコシステムを構築し、多様な産業用オートメーションのニーズに対応するための広大な世界的な流通ネットワークを築き上げたのみならず、世界全体のオートメーションを根本から再構築する可能性を秘めています。私は、URの素晴らしい従業員たちと共に仕事をし、そこから学び、その一員になれることを心から楽しみにしています」