高速・高可搬をコンパクトに両立した、産業向け協働ロボット
高速・高可搬をコンパクトに両立した、産業向け協働ロボット


【2025年10月6日 デンマーク・オーデンセ発】協働ロボットのリーディングカンパニーであるユニバーサルロボット(Universal Robots)は、UR Seriesに新たな製品UR18を追加し、その発売を発表しました。UR18は、高い可搬能力とスピード性能をコンパクトな筐体で両立した産業用協働ロボットです。
UR18はリーチ950mm、大型エンドエフェクタに対応可能な可搬質量、そして最大動作速度4m/sを誇り、物流、自動車、食品・飲料といったスピードが求められる業界のピック&プレース、組立、搬送用途に理想的なモデルです。本体重量はわずか39kgと軽量なため、一般的なガントリーシステムなどへの取り付けも容易。インフラを大きく改修せずに柔軟な設置が可能です。
UR18には、URが提供する強化されたフリードライブ機能とともに、最新のモーション制御技術であるOptiMoveおよびMotionPlusが標準搭載されます。これにより、より滑らかな軌道制御や細かな動作調整が可能となり、高速性と精度の両立を実現します。
他のUR Seriesと同様に、UR18もUL1740安全規格に準拠しており、人との安全な協働が可能です。これにより、工場現場での安全要件への対応やインテグレーションが容易になり、スムーズな立ち上げが実現します。
ユニバーサルロボットのチーフプロダクトオフィサー、キース・フォックス(Keith Fox)は次のようにコメントしています「UR18は、製造現場における妥協のない選択肢です。より重いワークを扱えるパワーに加え、URならではのスピードと柔軟性も備えており、お客様の生産性を一段と引き上げるロボットとして活躍が期待されます。」

