
モバイル協働ロボットで12台のプレス機に柔軟に対応
協働ロボットを搭載したモバイルカートでは現在、形状の異なるゴデットに対応する最大10種類の製品「レシピ」を運用しています。ゴデットには円形、正方形、長方形などがあり、厚さや重量もさまざまです。また、プレス機から一度に1個または2個ずつ搬出されるなど、生産条件も製品によって異なります。カート自体は、最大20種類の製品「レシピ」に対応できるよう設計されています。
このシステムを構築するうえで、大きな課題となったのがセットアップ時間と製品切り替えでした。ユニバーサルロボットを採用したことで、CotyはUR3とUR5協働ロボットをそれぞれ4台のモバイルカートに搭載し、12台のプレス機の間を移動させながら使用できるようになりました。
Paul Baublitz氏は、「12か所すべてにロボットを固定設置するよりも、はるかに費用対効果の高い方法です。これによって、財務的に実現が難しかったプロジェクトを実行可能なものに変えることができました。プロジェクトを進めるうえで、モバイル化は不可欠でした」と語ります。
モバイル協働ロボットを別のプレス機へ移設する際は、接続を解除してカートを移動し、新しいプレス機で再びセットアップするまで、通常15~30分で完了します。
4台のカートのうち2台は、生産量の多いプレス機を担当しているため、移動する機会はほとんどありません。一方、残りの2台は日常的に移設され、通常は3シフトごとに別のプレス機へ移動して使用されています。










