

協働ロボットでCNCマシンテンディングを自動化し1人で8台のCNCマシンを運用
1個から数百万個までの注文に柔軟に対応できる生産体制を構築
Trelleborg Sealing Solutionsでは、柔軟で軽量な協働ロボットを活用して生産体制を最適化しました。設備とロボットの増強によって受注拡大にも対応し、新たに50人を採用するなど事業成長にもつながっています。
CNCマシンの大型化により限られた工場スペースが課題に
デンマークの生産拠点では、設備の大規模な近代化を進めた結果、新たな課題が生まれました。最新のCNCマシンは従来の旋盤よりも広いスペースを必要とするため、限られた生産エリアでさらに自動化を進めることが難しくなっていました。
Trelleborg Sealing Solutionsの生産マネージャーであるJesper Riis氏は、「長年にわたり適切なロボットを探してきましたが、従来のロボットは安全柵を含めて広い設置スペースが必要でした。デンマーク工場では生産エリア自体を拡張できないため、私たちには適していませんでした」と説明します。
さらに、少量生産から大規模な量産まで対応するため、ロボットには簡単に移設・プログラミングできる柔軟性も求められていました。
Trelleborg sealing solutions
Dragan Jovanovic氏 / オペレータートレルボーグでロボットを導入すると聞いたときは、雇用が失われるのではないかと心配しました。しかし、実際にはまったく逆でした。新しい設備やロボットが増えるのに伴って受注も拡大し、その結果、50人の新たな従業員を採用することになりました。

軽量・柔軟なURロボットで限られたスペースを有効活用
Trelleborg Sealing Solutionsが選んだのは、ユニバーサルロボットの協働ロボットでした。
Jesper Riis氏は、「以前よりも競争力のある価格で生産できるようになりました。軽量で柔軟なURロボットは、生産現場のさまざまな工程を最適化するための便利なツールです」と評価しています。
導入にあたってリスクアセスメントを実施した結果、多くの工程では大掛かりな安全柵を設けずに運用できることを確認。限られた工場スペースを有効に活用しながら、自動化を進められるようになりました。

42台のURロボットでCNC加工の生産効率を向上
現在、Trelleborg Sealing Solutionsでは42台のURロボットを導入し、主にCNCマシンテンディングで活用しています。製品サイズの変更にも簡単に対応できるため、多様な注文に柔軟かつ迅速に対応できる生産体制を実現しました。
導入前は1人のオペレーターが担当できるCNCマシンは最大3台でしたが、現在では8台で構成されるセルを1人で運用できます。その結果、1セル・1シフトあたり約1.5人分の工数を削減しました。
また、ロボットの導入に伴って従業員は新しい業務を習得し、自動化を活用して生産工程を改善するという意識も現場に広がっています。
自動化によって解決した課題
大掛かりな安全柵を設置しにくい限られた工場スペースでの自動化 ROI:ロボット1台あたり12~18か月
協働ロボット導入の決め手
簡単なプログラミング 迅速なセットアップ 柔軟な運用 人との協働 リスクアセスメントに基づいた省スペースでの運用 短期間での投資回収
協働ロボットで自動化した作業
CNCマシンテンディング
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