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協調モーションで複雑な溶接を自動化し、生産性を2桁向上

THG Automation

協調モーションで複雑形状の溶接を効率化

THG Automationは、協働ロボットによる溶接ソリューションに、顧客を驚かせる新たな機能を追加しました。それが、ユニバーサルロボットの新機能「協調モーション」です。

この革新的な機能により、URの協働ロボットと1軸以上の外部軸を高精度に同期制御できます。設定したツールパスを正確に維持しながらサイクルタイムを大幅に短縮できるほか、従来は協働ロボットでの自動化が難しかった複雑形状や円筒形状のワークにも対応できるようになりました。

協調モーションで生産性を2桁向上

米国インディアナ州インディアナポリスに本社を構えるTHG Automationは、ユニバーサルロボットのプラットフォームを活用した溶接・切断ソリューションを開発するUR認定パートナーです。

同社はユニバーサルロボットと緊密に連携し、「協調モーション」の開発を支援するとともに、自社のソリューションへいち早く実装しました。この機能は、URのソフトウェア拡張パッケージ「MotionPlus」の一部として提供されており、URのOEMパートナー、UR+パートナー、認定システムインテグレーターも、自社製品へ組み込むことができます。

THG AutomationのCEOであるMatt Hendey氏は、この新機能によって「生産性を2桁向上できる」と期待を寄せています。

「協働ロボットと外部軸をミリ秒単位で同期制御できるようになったことで、これまで効率的な自動溶接が難しかったワークにも対応できるようになりました。従来は、ワークを途中で停止して手動で回転させたり、複数回に分けて溶接したりする必要がありましたが、協調モーションによってそうした工程を大幅に削減できます。この技術は、溶接自動化の常識を変えるゲームチェンジャーになるでしょう。」

THG Automation

業界 溶接
アメリカ
従業員数 18
使用したURロボット UR10, UR20
Solutions used THG Automation MIG solution - THG Automation TIG solution - THG Automation 7th Axis Positioner
Coordinated Motion(協調モーション)により、URの協働ロボットとロータリーポジショナーが高精度に同期し、複雑な溶接作業をスムーズかつ効率的に行う様子をご覧ください。

私たちは『溶接している時間が、そのまま利益につながる』と考えています。ワークを止めたり向きを変えたりすることなく、動かしながら連続して溶接できれば、生産性と収益性の両方を大きく向上させることができます。

Matt Hendey, CEO of THG Automation
協調モーションへの高まる期待

協調モーションへの高まる期待

Matt Hendey氏によると、協調モーション機能に関する問い合わせは非常に多く、すでに数多くの顧客から導入を期待する声が寄せられています。

「この機能への関心は非常に高く、多くのお客様からお問い合わせをいただいています。例えば、ダクト部品のような複雑な形状のワークや、らせん状のスクリュー、オーガー、遠心分離機の部品など、これまで自動溶接が難しかったワークにも対応できるようになります。以前であればお断りしていたような案件にも対応できるようになり、自動化の可能性が大きく広がっています。」

協調モーションは、業界に大きな変革をもたらす技術になるでしょう。これまでユニバーサルロボットのプラットフォームを溶接や切断用途に採用していなかったお客様にも、新たな選択肢として提案できるようになると考えています。

Matt Hendey, CEO of THG Automation
使いやすさを追求した協調モーション

使いやすさを追求した協調モーション

THG AutomationのCEOであるMatt Hendey氏は、以前は従来型の産業用ロボットを扱っていました。当時から協調モーション機能には携わっていましたが、その操作性には課題があったと振り返ります。

「従来の産業用ロボットでも協調モーションは利用できましたが、設定や操作が非常に複雑でした。そのため、お客様の設備に導入しても、使いこなせずに活用されなくなるケースが少なくありませんでした。」

しかし、Hendey氏はユニバーサルロボットのプラットフォームでは、そのような心配はないと考えています。

THG Automationは、協調モーションを簡単に利用できるよう、URのティーチペンダント上で動作するソフトウェア「URCap」を独自に開発しました。ユーザーは使い慣れたURのプログラミング環境のまま、高度な協調モーション機能を直感的に設定・操作できます。

「これは、まさに両方の長所を兼ね備えたソリューションです。高度な機能を備えながらも、多くのお客様がすでに使い慣れているURのプログラミング環境で、誰でも扱いやすい操作性を実現しています。協働ロボットでここまで本格的な協調モーションを提供している例はほとんどありません。ユニバーサルロボットがこの機能をいち早く提供し、私たちが活用できることを非常に楽しみにしています。」

まずは単軸から、将来的には多軸制御へ

まずは単軸から、将来的には多軸制御へ

Hendey氏は、まずは単軸の協調モーションから導入することが、新たにロボットを導入する企業にとって最適な第一歩になると話します。

「まずは単軸で協調モーションを体験していただき、そのメリットを実感してもらいたいと考えています。」

さらに、システムは将来的な拡張も見据えて設計されています。

「次のステップでは、リニアトラックとロータリーポジショナーを協働ロボットと同時に制御する、多軸の協調モーションへ発展させることができます。その効果に驚いていただけると思いますが、最初からすべてを導入する必要はありません。まずは単軸から始め、必要に応じて段階的に機能を拡張していける点も、このソリューションの大きな魅力です。」

主な導入効果:

  • 協調モーションにより生産性を2桁向上
  • 複雑な溶接・切断作業を直感的に設定できるユーザーフレンドリーな操作性
  • 手作業を削減し、作業者がより付加価値の高い業務に専念できる環境を実現

協働ロボットが担う工程:

  • 協調モーションを活用した部品の溶接・プラズマ切断

解決した課題:

  • 協調モーションにより、従来は効率的な自動化が難しかった複雑形状のワークや円筒形状部品の溶接・切断を実現
  • ユニバーサルロボットの協働ロボットの適用範囲を拡大し、新たな自動化ニーズに対応

ユニバーサルロボットにお問い合わせください

数千の企業が協働ロボットを活用しています...

  • 生産性を向上させる
  • 変化する製品需要に適応する
  • 従業員の幸福と定着率を改善する
  • 労働力不足を補う