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協働ロボットでねじ締結を自動化し品質安定化とコスト削減を実現

PT JVC Electronics Indonesia

協働ロボットUR3を7台導入し年間8万米ドル超のコスト削減を実現

PT JVC Electronics Indonesia(JEIN)は、電子機器・エンターテインメント製品をグローバルに展開するJVC KENWOODグループの一員です。長年にわたり手作業を中心とした生産体制を採用してきましたが、競争力を維持するため、生産工程の自動化を進める必要がありました。そこで、生産性の向上と品質の安定化を目的に、ユニバーサルロボットのUR3協働ロボットを7台導入しました。

UR3の導入により、JEINは生産工程の効率化と作業者の安全性向上を実現し、年間8万米ドル以上の運用コストを削減しました。製造業では、生産性の向上と安定した品質を実現する手段としてロボット自動化の活用が広がっており、JEINも生産体制の変革を進めています。

20年間続いた手作業からロボット自動化へ転換

JEINは、生産性向上と品質安定化を目指し、ロボット自動化の導入を検討しました。一方、インドネシアのエンジニアリングチームにとって、約20年間続けてきた手作業中心の生産プロセスを変更することは大きな転換でした。そこで、既存の生産工程への影響を抑えながら、自動化を段階的に導入する方法を検討しました。

PT JVC Electronics Indonesia

業界 電子・テクノロジー
アジア
従業員数 1000〜
使用したURロボット UR3
動画 — UR3ロボット、PT JVC Electronics Indonesia(インドネシア)

市場にあるさまざまなブランドを比較した結果、操作が簡単で、日常的なメンテナンスの負担が少なく、価格競争力にも優れていることからURロボットを選びました。さらに、インドネシア国内で協働ロボットの技術サポートやサービスを受けられる点も、導入の決め手となりました

Agustinus P. Simanullang, General Manager, Engineering Division at JEIN
操作性とサポート体制を評価し協働ロボットUR3を採用

操作性とサポート体制を評価し協働ロボットUR3を採用

JEINは、生産工程を自動化する手段としてロボットの導入を検討し、なかでもユニバーサルロボットのUR3協働ロボットを採用しました。

JEINのエンジニアリング部門ゼネラルマネージャーであるAgustinus P. Simanullang氏は、「市場にあるさまざまなブランドを比較した結果、操作が簡単で、日常的なメンテナンスの負担が少なく、価格競争力にも優れていることからURロボットを選びました。さらに、インドネシア国内で協働ロボットの技術サポートやサービスを受けられる点も、導入の決め手となりました」と話します。

コンパクトなUR3で限られたスペースの自動化を実現

コンパクトなUR3で限られたスペースの自動化を実現

UR3は小型・軽量・コンパクトなため、設置スペースが限られていたJEINの生産設備にも適していました。既存の作業スペースのレイアウトを大きく変更することなく導入できた点もメリットです。

さらに、さまざまな作業に対応できる柔軟性も、UR3を選ぶうえで重要なポイントでした。グリッパー、はんだごて、ドライバーなど、用途に応じたエンドエフェクタを取り付けられるため、複数の工程に合わせて協働ロボットを活用できます。

JEINは、ユニバーサルロボットのチャネルパートナーであるPT Surya Sarana Dinamik(SSD)と連携し、UR3をそれぞれの作業に合わせてカスタマイズしました。その結果、ねじ締結、はんだ付け、ピック&プレースの3つの工程を自動化しました。

ロボット未経験でも1か月以内にUR3の操作を習得

ロボット未経験でも1か月以内にUR3の操作を習得

ロボット工学の経験がなかったAgustinus Simanullang氏率いるエンジニアリングチームは、UR協働ロボットを導入し、数か月以内に生産ラインへの設置を完了しました。

JEINのプラントテクニシャンであるSabar氏は、「プログラミングが非常に簡単で、安全に使用できるロボットを導入できたことをうれしく思います。私たちの場合、協働ロボットのトレーニングはわずか4日間でした。ロボット工学の経験がなくても、1か月以内には操作方法を十分に理解し、使いこなせるようになりました」と話します。

協働ロボットUR3で作業時間を半減し安全性を向上

JEINは、世界中の顧客に製品を供給するため、毎月40万台以上を生産しています。この生産目標を安定して達成するには、品質を維持しながら生産時間を短縮することが求められていました。

UR3の導入により、プリント基板(PCB)の切断部分を分離する作業や、カーステレオにガラスディスプレイを取り付ける作業など、単調で反復的な工程を自動化しました。これにより作業者の負担を軽減するとともに、1工程あたりの作業時間を約半分に短縮し、タクトタイムの安定化にもつながりました。

安全性も、JEINが重視したポイントです。UR協働ロボットは安全機能を備えており、用途ごとのリスクアセスメントで安全性が確認されれば、安全柵を設けずに人の近くで運用することも可能です。

さらに、はんだ付けや切断済みPCB部品の分離など、ヒュームや粉じんが発生する可能性のある作業を協働ロボットに任せることで、作業者がこうした高リスク工程に直接従事する機会を減らしました。

JEINのプラントスーパーバイザーであるSukijan氏は、「UR3の特長の一つが、力を検知する安全機能です。外力を検知し、衝突を感知すると停止します。リスクアセスメントを実施したうえで、作業者は安全柵なしでも協働ロボットの近くで作業できます」と話します。

協働ロボットで生産効率と品質を向上し年間8万米ドル超を削減

協働ロボットで生産効率と品質を向上し年間8万米ドル超を削減

「協働ロボットの導入により、生産効率が向上し、製品品質も安定しました。自動化によって、これまで対象工程を担当していた人員を別の工程へ再配置できるようになりました。さらに、年間8万米ドル以上の運用コスト削減も実現しています」とAgustinus Simanullang氏は話します。

協働ロボットの活用をグループ各国へ拡大

協働ロボットの活用をグループ各国へ拡大

JEINでのユニバーサルロボット導入の成果を受け、同社およびグループの経営陣は、自動化を容易に導入できることを評価しました。JVC KENWOODグループでは現在、日本、中国、マレーシア、タイの拠点でもUR協働ロボットの導入を検討しています。

自動化によって解決した課題

  • 短期間で導入できる自動化
  • 既存設備やレイアウトを大幅に変更せずに導入
  • 用途に応じたエンドエフェクタを柔軟に選択
  • 競争力のある導入コスト
  • ROI:30か月
  • 使用ロボット:UR3 7台

協働ロボット導入の決め手

  • 操作・プログラミングが容易
  • 人との協働を支える安全機能
  • 軽量・コンパクト
  • 複数工程へ柔軟に展開可能
  • インドネシア国内で利用できる技術サポート
  • 生産性を向上
  • 製品品質を安定化
  • タクトタイムを安定化
  • 作業者の負担を軽減し、働きやすい環境を実現

協働ロボットで自動化した作業

  • ピック&プレース
  • ねじ締結
  • はんだ付け

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数千の企業が協働ロボットを活用しています...

  • 生産性を向上させる
  • 変化する製品需要に適応する
  • 従業員の幸福と定着率を改善する
  • 労働力不足を補う