
協働ロボット導入背景
「同工業団地内では昨今、大手物流倉庫が立ち上がり始めたことで、人材確保が難しくなってきました。こういった背景も一因で、『ドリームファクトリー構想』を掲げました。その中枢を担う『24時間カスタマイズプロダクション』では、自動化・省人化による人材不足の解消と、また設備環境の安全性・環境面の改善を図ります。」と、代表取締役社長 大久保利彦氏は語ります。
UR導入以前にも、自動化装置として産業用ロボットを一部入れてはいましたが、大がかりな安全対策に加え、設置スペースの確保も難しい状況でした。そんな中、2018年に行われた国際ロボット展で担当者と協働ロボットが出会いを果たします。「これならいけるかもしれない。」
他社製品も検討しましたが、SIerの助けが必要でしたが、URならば自分たちだけロボットシステムが構築できるという点が決め手となりました。
協働ロボットを導入した歯切り工程では、従来、設備7台に対し二名体制でしたが、協働ロボット導入により一名を減らす省人化に成功。実に30%の生産性向上が実現しました。
二名体制だった時は、二交代制のため、交代の時間や昼休憩時に設備の遊休時間が生じます。ロボットに置き換えたことで、遊休時間を抑えることができ、稼働時間を1日最大4時間程度増やすことができ、生産性の向上に繋がりました。
また、同社では自動化を推進する一方、人材教育にも力を入れます。
「我が社では今後もURロボットを入れ、作業者の手を空けていく。そうすることで展示会や技術研修などの時間を増やし、人材の質を上げていく。社員が成長できるように知見を増やす環境を、会社側が後押ししたいと考えています。」(大久保利彦氏 代表取締役)


