

協働ロボットでパレタイジングを自動化し作業負担を軽減
パレタイジング自動化で作業負担を軽減しOEEを5%向上
世界最大級の化粧品会社であるロレアルは、インド・プネーの工場で、最終工程を手作業で行うことによる従業員の身体的負担という課題を抱えていました。そこで、パレタイジングを自動化するために協働ロボットを導入。作業効率を高めるだけでなく、人間工学上のリスクを解消し、さまざまな用途に合わせて工場内で柔軟に活用できる自動化を実現しました。協働ロボットは操作しやすく、メンテナンスの負担も抑えられます。さらに、パレット交換にかかる時間を短縮したことで、工場全体の設備総合効率(OEE)が5%向上しました。
1シフト8,500kgの重量物を扱うパレタイジング作業が課題に
社内で人間工学上のリスクを分析した結果、プネーにあるL'Oréal India Private Limitedの工場では、最終工程で作業者が手作業で箱をパレットに積み付ける作業に高いリスクがあることが判明しました。作業者1人が8時間のシフトで持ち上げる製品の総重量は8,500kgに及びます。ロレアルはこの作業を、人間工学上のリスクを5段階で評価したうち「レベル4」に分類しました。これは、身体や姿勢への負担が特に大きい、非常に高いリスクレベルにあたります。
L'Oréal India
RANJIT EKDE, Head of Manufacturing Supply Chain, L'Oréal India Private Limited協働ロボットの導入によって、人間工学上のリスクを完全に解消することができました。操作しやすく、メンテナンスの手間もかからず、非常に効率的です。私たちの生産ラインにユニバーサルロボットの協働ロボットを導入できたことを、とても嬉しく思っています」
協働ロボットによるパレタイジング自動化でOEEを5%向上
市場の需要に柔軟かつ迅速に対応できる生産体制を構築するため、同工場は2016年にユニバーサルロボットの協働ロボットを初めて導入しました。導入前は、1つの工程につき一度に1つのパレットしか使用できませんでしたが、導入後はラインを停止することなく2つのパレットを同時に使用できるようになりました。その結果、1シフトあたり30分の時間短縮を実現。パレット交換に伴う停止時間が短縮されたことで、工場の設備総合効率(OEE)も5%向上しました。
「同じ生産ラインを、シフトごとに異なる作業者が担当しています。そのため、担当者が変わることでラインの効率に影響が出ることもありました」と、L'Oréal Indiaの生産ユニットマネージャーであるMayur Raut氏は語ります。「しかし、協働ロボットの導入によって、簡単な操作で作業精度を高められるようになりました。導入前は、工程を切り替えるたびに60~70分かけて段取りを行う必要がありました。現在では、ボタンを押すだけで別の工程へ切り替えられます」

市場ニーズに柔軟かつ迅速に対応する生産体制
ロレアルの急速な成長を支えているのは、市場のニーズに柔軟かつ迅速に対応できる力です。

インドで事業を展開する世界有数の化粧品メーカー ロレアル
ロレアルは世界最大級の化粧品メーカーの一つで、1992年からインドで事業を展開しています。幅広い製品を手がけ、フレグランスやヘアケア製品、化粧品などを提供する世界有数の企業です。
自動化によって解決した課題
作業者に対する高い人間工学上のリスクを解消 設備総合効率(OEE)を5%向上 導入した協働ロボット:UR10 × 2台
協働ロボット導入の決め手
年間保守契約(AMC)が不要 簡単に操作でき、高精度なプログラミングが可能 ダウンタイムを削減 工場内のさまざまな生産ラインへ柔軟に再配置可能 身体的負担やリスクの高い作業から従業員を解放
協働ロボットで自動化した作業
パレタイジング
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