

協働ロボットでCNC加工を自動化し10年以上安定稼働
協働ロボットで熟練人材を単調な作業から解放
高精度部品を製造する中規模メーカーのHeemskerk Fijnmechanicaは、オランダでいち早く協働ロボットを導入した企業の一つです。10年以上にわたり、UR協働ロボットを生産現場で活用してきました。
UR協働ロボットは、CNC工作機械へのワークの投入・取り出しや、加工後のワークの洗浄などを担当しています。
こうした単調な反復作業を自動化することで、熟練従業員を負担の大きい作業から解放。より専門性の高い業務に集中できる環境を整え、働きやすい職場づくりや人材の定着にもつなげています。
多品種生産と長い加工時間が生産性向上の課題に
Heemskerk Fijnmechanicaでは、さまざまなロットサイズの製品を生産しており、受注内容に応じて製品が頻繁に切り替わります。
そのたびに工作機械の設定やプログラムを変更する必要があり、小ロットの製品では毎日のように段取り替えが発生していました。
さらに、CNC加工では加工時間が長くなるケースもあります。その間もワークの投入・取り出しに対応する必要があり、熟練従業員の貴重な作業時間が単調な作業に費やされていました。
「国際競争のなかで競争力を維持するには、効率的に働き、できるだけ多くの生産時間を確保する必要があります」と、Owner and Technical DirectorのLucien Heemskerk氏は語ります。
「オランダで生産を続けていくためには、創意工夫が欠かせません。既成概念にとらわれず、他社とは異なる方法を考える必要があります」
Heemskerk Fijnmechanica B.V
8台の協働ロボットでCNC加工とワーク洗浄を自動化
Heemskerk Fijnmechanicaが選んだのは、CNC工作機械へのワークの投入・取り出しや、加工後のワーク洗浄といった単調な反復作業の自動化でした。同社は約10年前から、こうした工程にUR協働ロボットを導入しています。
UR協働ロボットは操作が容易で、製品の切り替えが多い多品種少量生産にも適しています。直感的なユーザーインターフェースにより、ロボットの専門知識がない従業員でも短時間でプログラミングできます。
そのため、製品やロットが変わっても、UR協働ロボットの設定を素早く変更できます。また、リスクアセスメントを実施したうえで安全柵を設置せずに運用できるため、省スペースで柔軟な生産環境の構築にもつながります。
最初に導入したUR5が10年以上にわたり稼働
こうしたメリットを評価したHeemskerk Fijnmechanicaは、長年のパートナーであるURシステムインテグレーター、Gibas Automation B.V.の支援を受け、オランダでも早い時期に協働ロボットを導入しました。
最初に導入したのは、加工した部品をエアブローで洗浄するUR5です。このUR5は、10年以上が経過した現在も同じ工程で稼働しています。
その後も協働ロボットの活用を拡大し、現在ではUR5を1台、UR10を7台の合計8台を運用しています。
7台のUR10のうち5台は、さまざまなCNC工作機械のマシンテンディングを担当。残る2台は産業用ロボットと連携し、加工したワークの洗浄作業を行っています。
Lucien Heemskerk, Owner and Technical Director熟練人材を確保するのは簡単ではありません。だからこそ、今いる従業員が働き続けたいと思える環境を整えることが重要です。単調で負担の大きい作業をユニバーサルロボットの協働ロボットに任せることで、従業員にはよりやりがいのある仕事や、責任ある業務を任せられるようになりました」




製品
高精度部品
導入の決め手
柔軟性が高く、新しい製品にも短時間で対応可能 簡単で直感的なプログラミング リスクアセスメント実施後、安全柵なしで従業員と同じ作業空間で稼働可能 正確で信頼性の高い動作 安定した連続稼働
協働ロボットで自動化した作業
ピック&プレース CNCマシンテンディング
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