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協働ロボットで組立を自動化し人手不足と生産性の課題を解決

Hailo GMBH & CO.KG

協働ロボットで組立と板金加工を自動化し生産性を向上

Hailoは、ユニバーサルロボットの3台の協働ロボットを活用し、高い製品品質を維持しながら、従業員の身体的負担が大きい作業を自動化しています。

同社では、脚立への取扱説明書や付属品の取り付けに加え、板金部品を打ち抜き加工機へ供給する工程にもUR10とUR10eを導入しています。

最新の協働ロボット技術を活用することで、生産コストを最適化するとともに、安定した品質を維持。中堅メーカーとして市場での競争力強化につなげています。

人手不足と限られた工場スペースに対応できる自動化が課題に

規格の変更により、脚立に取扱説明書を添付する必要が生じたことから、Hailoは脚立の製造工程を見直しました。

熟練人材の不足に直面していた同社は、取扱説明書の取り付けを新たな手作業として追加するのではなく、身体的負担が大きく、反復性の高い作業を機械に任せることを検討しました。これにより、従業員を単調な作業から解放し、より付加価値が高く、やりがいのある業務へ配置することを目指しました。

もう一つの課題が、工場内の限られたスペースです。脚立を製造するハイガー工場には自動化設備を設置できるスペースがほとんどなかったため、Production ManagerのMeik Schmidt氏とProcess ManagerのHeinz Hild氏は、既存の生産ラインへ容易に組み込めるコンパクトな自動化システムを探していました。

展示会や専門誌を通じて、2人は人とロボットが同じ作業空間で働ける協働ロボットに着目しました。

複数のメーカーを比較した結果、Hailoはユニバーサルロボットの協働ロボットを採用しました。

「特に魅力を感じたのは、UR協働ロボットがわずかな設置スペースで使用できることでした。リスクアセスメントを適切に実施すれば、安全柵で隔離することなく、生産ラインの従業員と同じ作業空間で使用できます」とHeinz Hild氏は説明します。

さらに、操作のしやすさと幅広い用途に対応できる柔軟性も、Hailoがユニバーサルロボットを採用する決め手となりました。

Hailo GMBH & CO.KG

業界 金属・機械加工
ヨーロッパ
従業員数 100〜500
使用したURロボット UR5、UR10、UR10e
動画 — UR10、UR10e

ユニバーサルロボットの協働ロボットを活用することで、競争力を維持するとともに、従業員にとって魅力ある職場づくりを実現しています。

HEINZ HILD , Group Leader Process Management and Engineering, Hailo
UR5で脚立への取扱説明書と付属品の取り付けを自動化

UR5で脚立への取扱説明書と付属品の取り付けを自動化

Hailoは、URパートナーのMS Electronics GmbHと協力し、UR5協働ロボットを活用した自動化システムを開発しました。組み立てを終えた脚立が梱包され、倉庫へ搬送される前に、1シフト8時間あたり最大1,100部の取扱説明書を自動で取り付けます。

UR5協働ロボットは、脚立を搬送するコンベアのすぐ隣に設置されています。脚立が近づくと、真空グリッパーを使ってマガジンから取扱説明書を1部取り出します。

続いて、取扱説明書をホットグルーガンの位置まで移動させて接着剤を塗布し、脚立のステップ部分に軽く押し付けて固定します。

また、別のモデルの脚立では、付属品が入った箱をUR5協働ロボットがピックアップし、脚立に取り付ける作業も自動化しています。

1年未満で投資を回収し板金加工の自動化へ展開

1年未満で投資を回収し板金加工の自動化へ展開

UR5協働ロボットをスムーズに導入できたことに加え、導入コストを短期間で回収できたことから、Hailoでは1年未満で投資回収を実現しました。

この成果を受け、Hailoは廃棄物容器を製造する2つの工場でも、新たに2つのUR協働ロボットを活用した自動化システムの開発を依頼しました。

各工場では、UR10とUR10eがそれぞれ塗装済みの板金製シリンダーを取り扱います。2台の協働ロボットは、Hailo専用に設計されたダブルグリッパーで部品をピックアップし、シリンダーに穴を開ける打ち抜き加工機へ投入します。

一方、この2つのシステムの構築には技術的な課題もありました。

MS ElectronicsのOwner兼Managing DirectorであるMarc Straußfeld氏は、「複数の打ち抜き加工機への部品供給を調整するとともに、加工中に板金部品の塗装面を傷つけないようにする必要がありました」と説明します。

協働ロボットとの分業で従業員を高付加価値業務へ

協働ロボットとの分業で従業員を高付加価値業務へ

協働ロボットによる自動化は、Hailoの生産現場にさまざまなメリットをもたらしています。

従来は、従業員が板金部品を打ち抜き加工機へ一つずつ手作業で投入していました。現在ではUR協働ロボットがこの作業を担い、従業員は部品が十分に供給されているかを確認しながら、生産工程全体を監視する役割を担当しています。

反復作業から解放された従業員は、最終組立をはじめとする各部門で、より専門性や判断力が求められる業務に取り組めるようになりました。

Production ManagerのMeik Schmidt氏は、「Hailoでは、UR協働ロボットが自然にチームの一員として受け入れられています」と語ります。

「高い繰り返し精度によって、当社が求める製品品質を維持し、Hailoブランドへの信頼を守ることができます。私たちは品質と安全性に決して妥協しません」

自動化によって解決した課題

  • 安全柵を設置するスペースがない限られた作業エリアでも自動化を実現
  • 従業員を身体的・精神的負担の大きい反復作業から解放

採用の決め手

  • 生産コストを最適化
  • 協働ロボットの高い繰り返し精度により品質を安定化
  • リスクアセスメントを適切に実施することで、従業員と同じ作業空間で運用可能

協働ロボットで自動化した作業

  • マテリアルハンドリング
  • 溶接
  • マシンテンディング

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数千の企業が協働ロボットを活用しています...

  • 生産性を向上させる
  • 変化する製品需要に適応する
  • 従業員の幸福と定着率を改善する
  • 労働力不足を補う