EMI Integrated Systems Ltd(以下EMI)は、ハイテク、医療、航空宇宙産業向けに、高精度かつ複雑な部品を製造するメーカーです。同社は、深刻な熟練人材不足に直面しながらも、競争力を維持するために生産性向上という課題を抱えていました。EMIは、この課題に対処するには自動化しかないと判断し、単純で反復的な作業を協働ロボットに任せ、熟練作業者をより付加価値の高い業務へ振り向ける方針を採りました。
acubez™およびユニバーサルロボットとのパートナーシップにより、EMIはこの課題を克服しました。UR協働ロボットを搭載したモジュール式のacubez™自動化ソリューションを、マシニングセンタ、複合加工機(ミルターン)、三次元測定機(CMM)、レーザーマーキング装置のマシンテンディングに導入した結果、年間で数百時間分の生産能力を追加。協働ロボットは12~18か月で投資回収を実現し、設備総合効率(OEE)も約70%から約95%へと大幅に向上しました。
ビジネス変革
EMIは主に、4~5軸CNCマシニングセンタおよびミルターン複合加工機を用いた加工を行っています。生産形態は、1ロット数十個から数千個までの小~中ロット生産が中心です。
EMIは世界中の顧客に高品質な部品を供給していますが、技術が高度化する多くの製造業と同様、熟練人材不足と生産性向上の両立という課題に直面していました。その結果、EMIのチームは方向転換の必要性を認識し、協働ロボットによって対応可能な単純・反復作業から、熟練作業者を解放する決断を下しました。