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協働ロボットでCNCマシンテンディングを自動化し人手不足を解消

BAUMRUK & BAUMRUK

協働ロボットUR10で人員を有効活用し生産能力を向上

BAUMRUK & BAUMRUK s.r.o.は、チェコ共和国のエンジニアリング企業です。限られた人員をより有効に活用しながら生産量を増やすため、UR10を導入。反復作業を自動化することで、作業者を単調な業務から解放しました。同社は、建設機械向けの金属部品・コンポーネントを量産するほか、ŠKODAブランドの鉄道車両向けスペアパーツの製造・供給も手がけています。

限られたスペースでCNCミーリングセンターの部品投入自動化が課題に

「当社では、管理や倉庫業務から製造まで、さまざまな工程を継続的かつ体系的に自動化してきました」と、BAUMRUK & BAUMRUKのオーナーであるMartin Baumruk氏は話します。「生産現場では、CloosとYaskawaの大型溶接ロボットを7台使用しているほか、機械への部品投入工程ではFanucとYaskawaのロボットを3台導入しています。いずれも従来型の産業用ロボットで、安全柵などで隔離された作業エリア内で使用しています」

一方、小型部品をミーリングセンターへ投入する工程では、作業スペースが限られており、安全柵を設置するための十分なスペースを確保することが困難でした。また、同じミーリングセンターをロボットだけでなく作業者も使用する必要があったため、人がアクセスしやすい柔軟な自動化システムが求められていました。

BAUMRUK & BAUMRUK

業界 金属・機械加工
ヨーロッパ
従業員数 100〜500
使用したURロボット UR10
動画 — UR10ロボット、BAUMRUK & BAUMRUK(チェコ共和国)

2台のUR10でCNCマシンへの部品投入を短期間で自動化

同社は、協働ロボットによって、従来の産業用ロボットでは対応しにくかった工程を自動化できるか検討しました。展示会で約30分の説明を受け、その後、販売店で3時間のデモンストレーションを体験した結果、ユニバーサルロボットの協働ロボットを導入することを決定しました。

2台のUR10は、小型部品をCNCマシンへ交互に投入する作業に使用されています。必要に応じて作業者が手作業で部品を投入することも可能です。UR10には空気圧式2指グリッパーに加え、用途に応じたエンドエフェクタを取り付けています。金属部品を扱う工程が多いため、磁気式エンドエフェクタも活用しています。

URロボットの使いやすさにより、従業員は2日以内に実用的なアプリケーションを構築できました。BAUMRUK & BAUMRUKの従業員は、UR Academyのトレーニングプログラムを2時間受講した後、8時間以内に最初のアプリケーションを作成し、さらに8時間以内に調整を完了しました。一度完成したアプリケーションを再利用する際は、設備の再構築やセットアップも数分で完了できます。

「空気圧システムや機械設備との接続を含め、作業セル全体を外部のサポートや専任のプロジェクトチームに頼ることなく、自社で設計・構築しました。そのためプロジェクト全体には3か月を要しましたが、準備が整ってからロボットを実際の工程へ導入するまでは、わずか数日でした」とBaumruk氏は話します。

私たちが目指しているのは、生産プロセスをできる限り自動化することです。すべての工程を自動化できるわけではありませんが、反復的な作業を減らせるところは積極的に自動化しています。まだ数値で評価するには早い段階ですが、協働ロボットの導入によって、日常的な反復作業を減らすという効果はすでに実感しています

Martin Baumruk , Owner, BAUMRUK & BAUMRUK
CNCマシンテンディングで定型作業を削減し9か月で投資回収

CNCマシンテンディングで定型作業を削減し9か月で投資回収

UR10の導入により、作業者がCNCマシンのそばに常駐し、部品の投入や取り出しを繰り返す必要がなくなりました。現在は、数時間分の部品をコンテナに準備し、作業状況を定期的に確認するだけで運用できます。その間、作業者はほかの機械のセットアップ確認や、トラブルへの対応など、より重要な業務に時間を充てられます。UR10は、リスクアセスメントに基づいて安全性を確保したうえで、安全柵を設けずに運用されています。また、軽量で移動しやすいため、新たな作業への展開にも対応できます。

すべての部品を協働ロボットで扱えるわけではありませんが、UR10の柔軟性を活かすことで、CNCマシンテンディングをロボットと作業者で分担できます。2シフトでの稼働や人件費削減などを考慮すると、UR10への投資は9か月以内に回収できる見込みです。ただし、BAUMRUK & BAUMRUKが重視しているのは、投資回収だけではありません。日常的な反復作業を減らし、チェコ共和国で深刻化する熟練人材不足への対応につなげられることが、協働ロボットを導入する大きなメリットとなっています。

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自動化によって解決した課題

  • ミーリングセンターへの小型部品投入を自動化
  • 外部サポートに頼らずロボット作業セルを自社で設計・構築
  • 必要に応じて作業者が同じ設備を使用できる柔軟な運用
  • 作業者が設備へ容易にアクセスできる環境を確保
  • 自動化アプリケーションの迅速な立ち上げと再利用
  • ROI:9か月

協働ロボット導入の決め手

  • 日常的な反復作業を削減
  • 熟練人材不足への対応
  • 安全柵などの追加設備を抑えた省スペースな導入
  • 協働ロボットと作業者が工程を分担できる柔軟性
  • 生産プロセスの自動化を最大限に推進

協働ロボットで自動化した作業

  • CNCマシンテンディング
  • ミーリングセンターへの小型部品の投入
  • CNCマシンの操作・制御
  • 空気圧式2指グリッパーの制御

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数千の企業が協働ロボットを活用しています...

  • 生産性を向上させる
  • 変化する製品需要に適応する
  • 従業員の幸福と定着率を改善する
  • 労働力不足を補う