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協働ロボットで組立工程を自動化し生産量を60倍に拡大

B-Loony Ltd.

6台の協働ロボットで多品種生産を効率化し英国での製造を継続

B-Loony Ltdは、食品用フラッグやバンティング、バルーンなど、オーダーメイドの販促用品を製造する英国の中小企業です。

同社では6台のUR3を導入し、バルーンの膨張、縫製、製品の組立などを自動化しました。

これにより、英国での生産を維持しながら競争力を高め、市場シェアを拡大。多様な顧客ニーズにも柔軟に対応できる生産体制を構築しています。

協働ロボットの導入によって、現在では年間約200万メートルのバンティングを生産。食品用フラッグの年間生産量は25万個から1,500万個へと大幅に拡大しました。

人件費の上昇と短納期への対応に向け生産性向上が課題に

市場ニーズの変化や人件費の上昇を背景に、B-Loonyは英国国内だけでなく海外市場でも競争力を維持するため、生産性と効率を大幅に高める必要がありました。

さらに、一部の製品では需要が急増し、短納期への対応も求められていました。そのため、限られた人員で効率よく生産し、顧客の要求へ迅速に対応できる仕組みが必要でした。

同社が手掛ける製品はカスタマイズ性が高く、1件あたりの注文数量も250個から200万個まで大きく異なります。

こうした多品種・変量生産に対応するため、生産設備には高い柔軟性と、生産量の変化に対応できる拡張性が求められていました。

B-Loony Ltd.

業界 プラスチック・ポリマー
ヨーロッパ
従業員数 50〜100
使用したURロボット UR3
動画 — 6台のUR3、B-Loony Ltd(英国)

6台のUR3で反復作業を自動化し従業員を高付加価値業務へ

自動化のヒントを求めて、B-LoonyのオペレーションディレクターであるJames Clephan氏は製造業の展示会を訪れ、そこで初めて協働ロボットに出会いました。

「UR3が動いているのを見た瞬間、探していた答えが見つかったと思いました」とClephan氏は振り返ります。

「当社の製品はすべてカスタマイズされており、工場のスペースにも限りがあります。そのため、産業用ロボットと安全柵を設置するのは困難でした。しかし、協働ロボットであれば、既存の生産現場へスムーズに導入できるとすぐにイメージできました」

B-Loonyは、まず1台のUR3を導入し、その後すぐに5台を追加しました。これまで作業者が手作業で行っていたさまざまな工程を、合計6台の協働ロボットで自動化しています。

現在、従業員は協働ロボットと連携しながら、1人で最大4台を担当しています。協働ロボットは、バルーンの膨張、バンティングの縫製、食品用フラッグの組立などを担っています。

こうした工程のなかでも単調な反復作業を協働ロボットに任せることで、従業員は品質管理をはじめとする、より付加価値の高い業務に集中できるようになりました。

安全機能を備えた協働ロボットで作業者との協働を実現

安全機能を備えた協働ロボットで作業者との協働を実現

B-Loonyでは、従業員が安心して使用できることを重視しており、これがほかの自動化技術ではなくUR3を選ぶ重要な理由の一つとなりました。

ユニバーサルロボットの安全機能により、従業員は協働ロボットと同じ作業空間で安心して作業できます。協働ロボットが人や障害物に接触すると、システムが停止する仕組みになっています。

チームリーダーのMagda Okon氏は、「協働ロボットと一緒に働くのが大好きです。まるで私の3本目の手のような存在です」と語ります。

自動化への一歩を踏み出そうと考えている英国の中小企業には、ぜひ挑戦してほしいと思います。当社のようなオーダーメイド製品を短納期で生産する現場でも活用できるのですから、ほかの企業でも大幅なコスト削減や時間短縮につながるはずです」

James Clephan, Operations Director, B-Looney

生産量を大幅に拡大し9か月で投資を回収

協働ロボットの使いやすさと柔軟性によって、B-Loonyの工場では生産性が大きく向上しました。生産量を増やすと同時に、製品1個あたりの平均コストも削減しています。

「インフレや人件費の上昇が続くなかでも、ロボットと自動化への投資によって生産効率を高め、競争力を維持できるようになりました」とClephan氏は語ります。

協働ロボットのもう一つのメリットは、生産状況の変化に応じて別の工程へ柔軟に移設できることです。

「例えば、協働ロボットを最初に導入した製品ラインは、その後廃止されました。しかし、協働ロボットを再プログラミングし、別の工程で活用することができました。長期的に活用できる投資になっています」とClephan氏は説明します。

協働ロボットによる自動化を活用し、B-Loonyでは現在、年間1,200マイル(約1,930km)を超えるバンティングを生産しています。これは、ロンドンからカサブランカまでの距離に相当します。

さらに、人気商品の食品用フラッグは、年間生産量を25万個から1,500万個へと60倍に拡大。市場シェアの大幅な拡大にもつながりました。

こうした生産性向上によって、B-Loonyは最初の協働ロボットへの投資をわずか9か月で回収しました。今後のプロジェクトでは、規模の拡大による効率化によって、投資回収期間を6か月まで短縮できると見込んでいます。

幅広い業界にオーダーメイドの販促用品を提供

幅広い業界にオーダーメイドの販促用品を提供

B-Loony Ltdは、英国やヨーロッパの大手小売企業をはじめ、一般企業、代理店、慈善団体など、幅広い顧客向けに販促用品を製造する大手メーカーです。

同社は、食品に使用できる食品用フラッグの生産環境と製造工程について、食品安全マネジメントシステムの国際規格であるFSSC 22000認証を取得しています。

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自動化によって解決した課題

  • 生産量を大幅に拡大
  • 多品種・少量生産への柔軟な対応
  • 生産状況に応じて別の生産ラインへ再配置
  • 適切なリスクアセスメントのもと、安全柵なしで作業者との協働を実現
  • 投資回収期間は9か月
  • 使用ロボット:UR3 6台

導入の決め手

  • 簡単で直感的なプログラミング
  • 生産内容に応じて変更できる柔軟な運用
  • 人との協働に配慮した安全性
  • 短期間での投資回収

協働ロボットで自動化した作業

  • バルーンの膨張
  • バンティングの縫製
  • 食品用フラッグの組立

ユニバーサルロボットにお問い合わせください

数千の企業が協働ロボットを活用しています...

  • 生産性を向上させる
  • 変化する製品需要に適応する
  • 従業員の幸福と定着率を改善する
  • 労働力不足を補う