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協働ロボットUR5で組立と梱包を自動化し2日以内納期と作業負担軽減を実現

Assa Abloy -ニュージーランド

ロックボディ生産ラインの自動化で製造競争力を強化

ドア・窓用の開閉ソリューションを世界で展開するASSA ABLOY NZは、ユニバーサルロボットのUR5協働ロボットを導入し、生産性と作業環境を改善しました。

人件費が高く、主要市場から地理的に離れているニュージーランドの製造業では、高品質を維持しながら短納期とコスト競争力を両立する必要があります。

ASSA ABLOY NZは、オークランド工場のロックボディ生産ラインにUR5を導入し、ピッキング、梱包、ねじ締めを自動化。生産量の拡大と2日以内の納期対応を実現するとともに、従業員の負担軽減にもつなげました。

Assa Abloy NZ

業界 金属加工
オセアニア
従業員数 100〜500
使用したURロボット UR5
動画 — UR5ロボット、ASSA ABLOY NZ(ニュージーランド)
柔軟なプログラミングと拡張性を評価してUR5を採用

柔軟なプログラミングと拡張性を評価してUR5を採用

ASSA ABLOY NZは、50年以上にわたりドア開閉ソリューションを提供してきたASSA ABLOYグループの一員です。

ロボット選定では、3社のロボットアームを工場内で同じ作業に使用し、性能を比較しました。「UR5は、拡張性とプログラミングのしやすさで際立っていました。さらに、必要なさまざまな作業に柔軟に対応でき、価格面でも導入しやすい点を評価しました」と、ASSA ABLOY NZの製造技術マネージャーであるMark Simkin氏は話します。

UR5は、ねじのピック&プレースなどの工程を自動化し、作業者を反復作業から解放するとともに、生産の流れを効率化しました。2016年の導入以降、生産性と品質が向上し、従業員の健康・安全面の改善にもつながっています。

直感的な操作でUR5を短時間で再プログラミング

直感的な操作でUR5を短時間で再プログラミング

ユニバーサルロボットの大きな特長の一つが、使いやすさです。ティーチ機能を備えたグラフィカルなユーザーインターフェースにより、作業者はロボットアームを直接動かしながら動作を教示できます。さらに、画面上で動作ルーチンを直感的に設定できるため、プログラミングも容易です。

これにより、ロボット工学やプログラミングの専門知識がなくても、UR5を短時間で再プログラムし、別の作業へ柔軟に展開できます。

ASSA ABLOY NZは、ユニバーサルロボットの正規販売代理店であるDesign Energyと連携し、UR5のシステムインテグレーションと製造チーム向けのトレーニングを実施しました。

「少し遊び心も取り入れました。ロックボディチームで名前を募集し、UR5を“Victoria”と名付けたんです。今ではVictoriaは、私たちのチームの一員であり、まるで同僚のような存在です」とSimkin氏は話します。

UR5で身体的負担を軽減し安全な作業環境を実現

自動化導入の主な目的は、ロックの組み立てやフェースプレートのねじ締めなど、身体的負担の大きい作業から従業員を解放することでした。ユニバーサルロボットのUR5は小型・軽量で、用途ごとのリスクアセスメントで安全性が確認されれば、作業者の近くで運用することも可能です。

UR5には力を制限する安全機能が備わっており、動作中に一定以上の力を検知すると停止します。用途に応じて安全設定を調整できるため、作業環境に合わせた運用が可能です。

UR5導入前は、手首や肩への負担が大きく、作業者は2時間ごとに交代する必要がありました。ロックボディ生産ラインの最終工程を自動化したことで、こうした身体的負担を軽減し、より安全な作業環境につなげています。

また、UR5「Victoria」の導入は従業員のスキル向上にもつながりました。従来の組立作業に加え、品質管理や材料供給プロセスの監視など、より幅広い業務を担えるようになっています。

「Victoriaの操作を通じて身につけた新しいスキルに、チームが誇りを持っている姿を見るのはとても嬉しいです。正社員が期間社員にVictoriaの操作方法を教える役割も担っています」と、ASSA ABLOY NZの生産マネージャーであるMataio Godding氏は話します。

従来型の自動化設備は、当社の製造環境ではコスト面で導入のハードルが高く、投資を正当化するのが難しいものでした。しかし、ユニバーサルロボットのような協働ロボット技術によって、これまで自動化が難しいと考えていた工程にも適用できるようになりました

マーク・シムキン氏 製造技術マネージャー
UR5導入前は、繰り返し作業による手首や肩への負担が大きく、作業者は2時間ごとに交代する必要がありました。
UR5導入前は、繰り返し作業による手首や肩への負担が大きく、作業者は2時間ごとに交代する必要がありました。

組立品質を安定化し12か月以内の投資回収を見込む

UR5の導入により、最終組立工程のばらつきが抑えられ、製品品質の安定化につながりました。これによりASSA ABLOY NZは、「どの色・どの鍵でも、いつでも」という生産方針のもと、多様な製品を2日以内のリードタイムで提供できる体制を構築しています。大量生産だけでなく、多品種生産にも対応できる柔軟な自動化が、同社の競争力を支えています。

「組立工程が安定したことで、製品品質も向上しました」とMataio Godding氏は話します。

反復作業の自動化と生産の安定化により、工程に必要な時間と人員を削減し、従業員をより付加価値の高い業務へ配置できるようになりました。こうした導入効果から、ASSA ABLOY NZではUR5への投資を12か月以内に回収できると見込んでいます。

UR5「Victoria」の導入と立ち上げで得られた成果を受け、ASSA ABLOY NZでは自動化のさらなる拡大を検討しています。次のプロジェクトとして、22種類の製品バリエーションを持つドアヒンジの生産工程に2台のUR5を活用する計画を進めています。

自動化によって解決した課題

  • 組立品質の一貫性と精度を向上
  • 生産性を向上
  • 作業者の身体的負担を軽減し、安全な作業環境を実現
  • ROI:12か月

協働ロボット導入の決め手

  • 簡単で使いやすい操作性
  • 高い製品品質
  • 工程変更に対応できる柔軟な配置・運用
  • 人との協働を支える安全機能

協働ロボットで自動化した作業

  • 組み立て
  • ピック&プレース

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数千の企業が協働ロボットを活用しています...

  • 生産性を向上させる
  • 変化する製品需要に適応する
  • 従業員の幸福と定着率を改善する
  • 労働力不足を補う