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協働ロボットUR10でカメラ制御を自動化し省人化と7か月で投資回収を実現

Arcam Robotics system

複数カメラの制御を一元化し少人数での番組制作を支援

XD Motionは、Arcamロボットシステムを活用し、ロボット、ハードウェア、ソフトウェアを統合したカメラ制御ソリューションをニュースチャンネル向けに提供しています。ユニバーサルロボットのUR10、専用コントローラー、操作しやすいソフトウェア、放送用カメラで構成され、高い柔軟性を備えたシステムとして、ヨーロッパをはじめ世界各国のテレビ局で評価されています。

テレビ番組の制作現場では、限られた人員で複数のカメラを同時に操作し、日々膨大な数のカメラワークをこなすことが求められます。また、同じ動きを正確に繰り返す必要がある場面もあります。

こうした課題に対応するには、簡単にプログラミングでき、複数の軸を柔軟に制御できるロボットが重要です。UR10の安全機能を活かし、適切な安全対策のもとで人と同じ制作環境に導入することで、複数カメラの操作を一つのシステムに集約できます。これにより、コントロールルームでの操作を効率化し、オペレーターによるカメラ制御を一元化するとともに、ディレクターが番組ごとに意図したカメラワークを実現しやすくなります。

Arcam Robotics system

業界 電子・テクノロジー
ヨーロッパ
従業員数 5〜25
使用したURロボット UR10

UR10と専用ソフトウェアで複雑なカメラワークを高精度に再現

ARCAM Robotic Systemの共同開発者であるPascal Gautier氏は、「私たちのソリューションの特長は、ロボットが持つ高い再現性と精度を最大限に活かせる、直感的で使いやすいソフトウェアを開発したことです」と説明します。

XD Motionは、産業用ロボットに搭載したカメラのモーション制御を簡単に行えるシステムを開発しています。さまざまなテストを重ねた結果、6軸ロボットアームであるユニバーサルロボットのUR10を採用しました。UR10は軽量でプログラミングが容易なため、テレビ業界のさまざまな撮影ニーズに柔軟に対応できます。専用のジョイスティックアプリケーションを使えば、複数のウェイポイントを設定し、繰り返し使用できるカメラの移動経路を簡単に作成できます。

XD Motionの最高経営責任者であるBenoit Dentan氏は、「この技術によって、コントロールルームでの操作を簡素化できます。これまで複雑だったカメラワークも容易に実行でき、オリジナルの動作経路をプログラムして、何度でも正確に再現できます。さらに、番組ごとにカメラワークを保存して活用できるようになりました」と話します。

世界各国のテレビスタジオで採用されるARCAMロボットシステム

世界各国のテレビスタジオで採用されるARCAMロボットシステム

3年間の開発を経て、ARCAMロボットシステムは世界各国のテレビスタジオへ導入されています。米国のRiot Games、中国のCTVをはじめ、ベルギー、ハンガリー、スロバキア、スイスなどの欧州各国、さらにフランスではLCI、Equidia、Les Echos - Le Parisienなどで採用されています。開発当初からCNEWS、Infosport+、CANAL+にも導入されてきました。

テレビスタジオがXD Motionのソリューションを選ぶ大きな理由の一つが、使いやすさです。システムに組み込まれたURロボットアームはプログラミングが容易で、放送現場でも柔軟にカメラワークを設定できます。

CANAL+ GroupのオペレーションマネージャーであるLaurent d'Auria氏は、「このシステムによって、映像表現の幅が大きく広がりました。多彩なカメラワークを設定し、同じ動きを何度でも正確に再現できます。ライブ放送中でも、追加の人手をかけることなく撮り直しや修正に対応できます」と説明します。

XD Motionは、CANAL+のオペレーターと協力し、制御ソフトウェアの操作性も改善しました。あらかじめカメラの動きをプログラムしておけば、カメラ映像や照明など別の作業を担当するオペレーターがその都度操作する必要がなく、設定したカメラワークを自動で実行できます。

AR対応と遠隔操作でテレビ制作の柔軟性を向上

AR対応と遠隔操作でテレビ制作の柔軟性を向上

ARCAMロボットシステムは、AR同期用インターフェースボックスを介して最新の拡張現実技術と連携できます。さらに、VPNや4G通信を利用した遠隔操作にも対応しており、リモート環境からカメラを制御することが可能です。

Laurent d'Auria氏は、「これらのチャンネルでは1人のオペレーターで運用するため、常にロボットを直接操作できるとは限りません。あらかじめ設定した動きを何度でも繰り返し実行できることは、大きなメリットです」と話します。

これらのチャンネルでは1人のオペレーターで運用しているため、常にロボットを直接操作できるわけではありません。あらかじめ設定した動きを何度でも繰り返し実行できることは、大きなメリットです。

Laurent d'Auria, Canal+ Group’s Operations Manager
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自動化によって解決した課題

  • 6軸UR10、放送用カメラ、IOBOT生産システム対応のユーザーインターフェースを統合
  • 複数のカメラを同時に管理し、機種変更にも柔軟に対応
  • 同じカメラワークを高精度に繰り返し再現
  • 新しいカメラワークを迅速かつ簡単にプログラミング
  • カメラ動作の安定性と品質を向上
  • 制御ソフトウェアの操作性を向上
  • ARとの連携やリモート制作に対応
  • ROI:7か月
  • 使用ロボット:UR10

協働ロボット導入の決め手

  • カメラ制御の技術的な最適化
  • オペレーターやディレクターのスキルをより付加価値の高い業務に活用
  • 短期間での投資回収

協働ロボットで自動化した作業

  • カメラのモーション制御

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数千の企業が協働ロボットを活用しています...

  • 生産性を向上させる
  • 変化する製品需要に適応する
  • 従業員の幸福と定着率を改善する
  • 労働力不足を補う