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URロボットがヒーター部品の切削加工とパレタイジングを自動化

AQUAEL Poland

概要

ポーランド・スヴァウキにある同社最大の生産拠点において、AQUAELは水槽用ヒーター向け加熱素子の加工工程を日常的に自動化するため、UR5協働ロボットを導入しました。協働ロボットの活用により生産時間が短縮され、従業員は別の製造エリアへ配置転換されています。UR5の投資回収期間(ROI)は16~18か月と見込まれており、今後もURの協働ロボット導入を拡大する計画です。

AQUAELは、ポーランドのワルシャワとスヴァウキに2つの生産拠点を構えています。スヴァウキ工場には約450名が勤務しており、この分野ではポーランド最大級、ヨーロッパでも有数の生産施設です。

同社のさらなる成長に向けた課題は、労働市場の状況です。人件費の上昇や人材確保の難しさが増す中で、 「同じコストで、より多く生産できる、より効率的な生産体制が必要でした」と、AQUAEL工場長のアルカディウシュ・ソロカ氏は語ります。 「また、負荷が高く単調な作業を自動化することで、従業員を別の工程に配置転換し、より魅力的な職場にしたいと考えていました。」

AQUAEL Poland

業界 金属加工
Europe
従業員数 100-500
使用したURロボット UR5
ビデオ— URロボット(ポーランド、AQUAEL )

ソリューション

2019年初頭、AQUAELはUniversal RobotsのUR5協働ロボットを導入しました。現在、このロボットは水槽用ヒーターの中核部品であるセラミック成形体の切削加工工程を担当しています。

UR5にはバキュームグリッパーが搭載されており、作業者が事前に準備した小型パレットの積載部から部品をピックします。その後、ヒーター部品をフライス盤に投入し、加工後の部品を取り出して別のパレットに載せます。1パレットあたりの加工サイクルは18分未満です。ロボットは完全自律で稼働し、オペレーターはパレットの供給・回収とロボットの動作監視のみを行います。その後、部品は1,200℃の炉で焼成されます。

この工程は当初からUR協働ロボットの導入を前提に設計されました。
「人にとって単調で負荷の高い作業をロボット化することで、生産効率が向上し、労働市場の課題にも対応できました」と、ソロカ氏は述べています。

効率的な協働作業

効率的な協働作業

「URの協働ロボットは人のすぐそばで作業でき、常時の監視も必要ありません。エンジニアチームがプログラミングを担当し、ロボットと直接協働するのは、加工済み部品のパレットを供給・回収するオペレーターです」と、スヴァウキ工場のプロセスエンジニア、ラファウ・シェンキェヴィチ氏は語ります。

AQUAELは追加のコンベヤを設置することなく、限られたスペースにUR5を設置することができました。
「作業者のすぐ隣にある作業台に協働ロボットを置いただけです。URは非常に安全で、最初の作業プログラムはわずか数分で作成できました」と、ソロカ氏は述べています。

最適な自動化を模索

最適な自動化を模索

最適な自動化手法を探る中で、AQUAELのエンジニアは中国で開催されたロボット展示会を訪れ、そこで初めてURの協働ロボットを目にしました。その後、自社工場での自動化にどこまで有効かを検討しました。

AQUAELは10社以上のロボットメーカーから提案を受けましたが、最終的にUR協働ロボットを選定しました。その理由は、安全柵なしで人と協働できる点、プログラミングの容易さ、コンパクトなサイズ、そして高い柔軟性です。

「当初は、ロボットセルの構築やプログラミングの経験がなく、不安もありました」と、スヴァウキ工場のプロセスエンジニア、ミハウ・カレイタ氏は語ります。
「基礎トレーニングを受ける前にプログラミングを始めましたが、インテグレーターの少しのサポートで、自分たちだけでロボットを稼働させることができました。次に導入する協働ロボットでは、さらに効率的に進められるでしょう。」

私たちは、工場のロボット化を始めたばかりです。今後は、さらに多くのUR協働ロボットを使って、次の工程も自動化していく予定です

アルカディウシュ・ソロカ氏 AQUAEL工場長
豊富な実績

豊富な実績

AQUAELは35年以上にわたり、淡水水槽やガーデンポンドの設置・維持に必要なあらゆる製品を製造してきました。

日常業務の効率化

日常業務の効率化

AQUAELは、セラミック成形体の切削加工という日常的な工程にUR5協働ロボットを導入しました。UR5はヒーター部品をフライス盤に投入し、加工後の部品を取り出して別のパレットへ配置します。

自動化によって解決した課題:

  • 新しく最適化された生産プロセスの設計
  • 同一コストでの生産量増加
  • 従業員をより負荷の低い工程へ配置転換

導入の決め手:

  • 簡単なプログラミング
  • 直感的な操作性
  • 安全性
  • 限られたスペースでの運用が可能

協働ロボットで自動化した作業:

  • パレットからの部品ピッキング
  • セラミック成形体をフライス盤へ両側から投入
  • 加工済み部品をパレットへ排出

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数千の企業が協働ロボットを活用しています...

  • 生産性を向上させる
  • 変化する製品需要に適応する
  • 従業員の幸福と定着率を改善する
  • 労働力不足を補う