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協働ロボットを基盤とした製品ラインで売上230%成長を実現

3D Infotech

概要

部品が正しく製造されているかを測定・検査する自動計測装置(メトロロジー装置)は、高度なカスタマイズやシステム統合が求められるケースが少なくありません。しかしその結果、開発期間が長期化し、導入後のサポート負荷も大きくなりがちで、計測システム企業が事業をスケールさせる上での障壁となっていました。

ビジネス変革

3D Infotechは、自動化製品ラインをURの協働ロボットに標準化し、UR+製品と組み合わせることで、短期間で市場投入を実現しました。COVID-19の影響で製造業の設備投資(CapEx)が減少する中にあっても、同社は2021年までに売上230%という「驚異的」な成長を達成しました。 社長兼CEOのロヒット・カンナ氏は、この成功の要因として、自社の計測分野における専門知識とソフトウェアに加え、UR協働ロボットのプログラミングの容易さ、安全性、信頼性、そしてグローバルな技術サポート体制を挙げています。

カンナ氏は次のように述べています。 「私たちのソリューションの中で、どれか一つでも顧客の期待に応えられない部品があれば、それは私たちの評価を下げることになります。その点、URの協働ロボットは、むしろ私たちのブランド価値を高めてくれました。」

3D Infotech

業界 Metals and Machining
Europe
従業員数 1000+
使用したURロボット UR5
UR協働ロボットへの標準化によって、3D Infotechがいかに大きな成長を遂げたのかをご覧ください。

私たちのソリューションの中で、顧客の期待に応えられない要素があれば、それは私たちの評価を下げてしまいます。その点、URの協働ロボットは、私たちのブランド価値を引き上げてくれました

ロヒット・カンナ 3D Infotech 社長兼CEO

UR協働ロボットとエコシステムがもたらす多くのメリット

3D Infotechは、個別カスタムの計測自動化プロジェクトを通じて深い専門知識を蓄積してきましたが、このアプローチは長期的には持続可能ではありませんでした。市場を徹底的に調査した結果、同社は自動計測製品ラインをUR協働ロボットに標準化する決断を下しました。

「さまざまなロボットを検討しましたが、多くの場合、必要とする技術プラットフォームを十分に活用できず、ユーザーに提供する機能面で何らかの妥協が必要でした」とカンナ氏は語ります。
URは、機能性、プログラミングと操作のしやすさ、安全性、そして総合的なサポート体制のバランスにおいて、3D Infotechが求めていた理想的な選択肢でした。

3D InfotechのUniversal Metrology Automation(UMA)製品ラインは、同社のStreamline品質保証ソフトウェアと、柔軟で直感的、人と協働できるUR協働ロボットを基盤としています。このシステムでは、ユーザーは検査対象の部品と、その部品全体をカバーするスキャン用のプリセットプログラムを選択し、スタートを押すだけで作業を任せることができます。

共通の技術プラットフォームとAPIを持つUR協働ロボットファミリーに標準化したことで、3D Infotechは幅広いアプリケーションに対して、容易にシステムを展開できるようになりました。

高いロボットの性能と充実したサポート

高いロボットの性能と充実したサポート

URは、他メーカーでは得られなかったレベルのロボット性能と技術サポートを提供しました。これにより、3D InfotechはまずUR認定システムインテグレーター(CSI)となり、UR協働ロボットを用いたシステムを顧客に提供しました。その後、UR+デベロッパーとなり、UR協働ロボットとシームレスに連携する、認証済みのハードウェア、ソフトウェア、アプリケーションキットからなるUR+エコシステム向けに、自社製品の開発も行っています。

容易に再配置可能

容易に再配置可能

UR協働ロボットの柔軟性により、3D Infotechの顧客は、特定の部品や単一の作業しか対応できない専用の計測装置に投資する必要がありません。多用途なロボットは、さまざまな形状の部品に対して、異なるセンサーを適切な位置に配置するよう簡単にプログラムできます。また、URロボットはIP54に対応しており、工場環境でも安心して使用できます。

「協働ロボット分野の他社と比べると、URはサービス拠点の成熟度がまったく違います」とカンナ氏は述べています。「これは、私たちのすべての顧客にとって非常に重要なポイントです。」

信頼性と再現性への要求が自動化ニーズを後押し

検査工程では、厳しく、かつ多様な要件が求められるため、3D Infotechには堅牢性と柔軟性を兼ね備えた自動化プラットフォームが必要でした。ロボットは、多種多様な高性能センサーを、安全かつ高精度に扱う必要があります。

自動化部門ディレクターのマイケル・クロウリー氏は次のように語ります。
「URロボットの協働特性のおかげで、高価で精密なセンサーをロボット先端に搭載しても、周囲に衝突してツールを破損する心配がありません。その安心感は、言葉では言い表せないほどです。本当に素晴らしいですね。」

URロボットの開発のしやすさは、3D Infotechの急成長における重要な要素でした。
「API連携に関するプログラミングドキュメントは非常に充実していました」とクロウリー氏は言います。
「ただ、それ以上に気に入っているのは、URのプラットフォームがとても直感的で、ドキュメントを読まなくてもティーチングペンダントを手に取ってすぐに操作内容を理解できたことです。」

URロボットのコア機能を3D Infotechの製品に統合する初期開発は、わずか約2週間で完了しました。

URプラットフォームで特に気に入っているのは、その直感的な操作性です。ドキュメントを読まなくても、ティーチングペンダントを手に取ってすぐに使いこなせました

マイケル・クロウリー 3D Infotech 自動化部門ディレクター
UR3e協働ロボットをベースにしたUMA Smart Desktopを実演する、3D Infotech エンジニアリングディレクターのマイケル・クロウリー氏。UR協働ロボットに内蔵された協働安全機能により、3D Infotechは高価で高度なセンサーをロボットアームに安心して搭載できます。ロボットの動作による破損リスクを心配する必要がありません。

自動化によって解決した課題:

  • UR協働ロボットファミリーへの標準化により、効率向上と売上拡大を実現
  • 迅速かつ容易なプログラミングにより、市場投入までの時間を短縮
  • 安全で簡単な統合により、クリックして任せるだけのシンプルな計測を実現

主な意思決定要因:

  • 新製品を数か月以内に開発・市場投入
  • 協働ロボットによる自動化製品で売上230%成長
  • 顧客の計測コストを最大80%削減
  • 検査速度を最大83%向上し、精度も改善

協働ロボットで自動化した作業:

  • 複雑な検査工程において、より高い精度と一貫性を実現
  • 単一システムで複数の部品・形状を自動検査可能