URは、他メーカーでは得られなかったレベルのロボット性能と技術サポートを提供しました。これにより、3D InfotechはまずUR認定システムインテグレーター(CSI)となり、UR協働ロボットを用いたシステムを顧客に提供しました。その後、UR+デベロッパーとなり、UR協働ロボットとシームレスに連携する、認証済みのハードウェア、ソフトウェア、アプリケーションキットからなるUR+エコシステム向けに、自社製品の開発も行っています。


部品が正しく製造されているかを測定・検査する自動計測装置(メトロロジー装置)は、高度なカスタマイズやシステム統合が求められるケースが少なくありません。しかしその結果、開発期間が長期化し、導入後のサポート負荷も大きくなりがちで、計測システム企業が事業をスケールさせる上での障壁となっていました。
3D Infotechは、自動化製品ラインをURの協働ロボットに標準化し、UR+製品と組み合わせることで、短期間で市場投入を実現しました。COVID-19の影響で製造業の設備投資(CapEx)が減少する中にあっても、同社は2021年までに売上230%という「驚異的」な成長を達成しました。 社長兼CEOのロヒット・カンナ氏は、この成功の要因として、自社の計測分野における専門知識とソフトウェアに加え、UR協働ロボットのプログラミングの容易さ、安全性、信頼性、そしてグローバルな技術サポート体制を挙げています。
カンナ氏は次のように述べています。 「私たちのソリューションの中で、どれか一つでも顧客の期待に応えられない部品があれば、それは私たちの評価を下げることになります。その点、URの協働ロボットは、むしろ私たちのブランド価値を高めてくれました。」
ロヒット・カンナ 3D Infotech 社長兼CEO私たちのソリューションの中で、顧客の期待に応えられない要素があれば、それは私たちの評価を下げてしまいます。その点、URの協働ロボットは、私たちのブランド価値を引き上げてくれました
3D Infotechは、個別カスタムの計測自動化プロジェクトを通じて深い専門知識を蓄積してきましたが、このアプローチは長期的には持続可能ではありませんでした。市場を徹底的に調査した結果、同社は自動計測製品ラインをUR協働ロボットに標準化する決断を下しました。
「さまざまなロボットを検討しましたが、多くの場合、必要とする技術プラットフォームを十分に活用できず、ユーザーに提供する機能面で何らかの妥協が必要でした」とカンナ氏は語ります。
URは、機能性、プログラミングと操作のしやすさ、安全性、そして総合的なサポート体制のバランスにおいて、3D Infotechが求めていた理想的な選択肢でした。
3D InfotechのUniversal Metrology Automation(UMA)製品ラインは、同社のStreamline品質保証ソフトウェアと、柔軟で直感的、人と協働できるUR協働ロボットを基盤としています。このシステムでは、ユーザーは検査対象の部品と、その部品全体をカバーするスキャン用のプリセットプログラムを選択し、スタートを押すだけで作業を任せることができます。
共通の技術プラットフォームとAPIを持つUR協働ロボットファミリーに標準化したことで、3D Infotechは幅広いアプリケーションに対して、容易にシステムを展開できるようになりました。

URは、他メーカーでは得られなかったレベルのロボット性能と技術サポートを提供しました。これにより、3D InfotechはまずUR認定システムインテグレーター(CSI)となり、UR協働ロボットを用いたシステムを顧客に提供しました。その後、UR+デベロッパーとなり、UR協働ロボットとシームレスに連携する、認証済みのハードウェア、ソフトウェア、アプリケーションキットからなるUR+エコシステム向けに、自社製品の開発も行っています。

UR協働ロボットの柔軟性により、3D Infotechの顧客は、特定の部品や単一の作業しか対応できない専用の計測装置に投資する必要がありません。多用途なロボットは、さまざまな形状の部品に対して、異なるセンサーを適切な位置に配置するよう簡単にプログラムできます。また、URロボットはIP54に対応しており、工場環境でも安心して使用できます。
「協働ロボット分野の他社と比べると、URはサービス拠点の成熟度がまったく違います」とカンナ氏は述べています。「これは、私たちのすべての顧客にとって非常に重要なポイントです。」
検査工程では、厳しく、かつ多様な要件が求められるため、3D Infotechには堅牢性と柔軟性を兼ね備えた自動化プラットフォームが必要でした。ロボットは、多種多様な高性能センサーを、安全かつ高精度に扱う必要があります。
自動化部門ディレクターのマイケル・クロウリー氏は次のように語ります。
「URロボットの協働特性のおかげで、高価で精密なセンサーをロボット先端に搭載しても、周囲に衝突してツールを破損する心配がありません。その安心感は、言葉では言い表せないほどです。本当に素晴らしいですね。」
URロボットの開発のしやすさは、3D Infotechの急成長における重要な要素でした。
「API連携に関するプログラミングドキュメントは非常に充実していました」とクロウリー氏は言います。
「ただ、それ以上に気に入っているのは、URのプラットフォームがとても直感的で、ドキュメントを読まなくてもティーチングペンダントを手に取ってすぐに操作内容を理解できたことです。」
URロボットのコア機能を3D Infotechの製品に統合する初期開発は、わずか約2週間で完了しました。
マイケル・クロウリー 3D Infotech 自動化部門ディレクターURプラットフォームで特に気に入っているのは、その直感的な操作性です。ドキュメントを読まなくても、ティーチングペンダントを手に取ってすぐに使いこなせました

