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協働ロボットで射出成形投入を自動化し生産性を向上

2D&S s.r.o.

協働ロボットで射出成形工程を自動化し生産性を向上

2D&S s.r.o.は、プラスチック、より具体的には熱可塑性樹脂の成形と、その成形に使用する金型の製造を手がけています。Kuřimを拠点とする同社は、設計ソフトウェアを活用した製品モデルの設計をはじめ、幅広いサービスを顧客に提供しています。高品質な製品を安定して提供すると同時に、納期の短縮にも力を入れています。

射出成形の生産性向上とサイクルタイム短縮が課題に

「近年、当社にとって最大の課題は、作業効率と生産性を高め、生産サイクルを可能な限り短縮することでした」と、2D&S s.r.o.のCEOであるDavid Dědek氏は説明します。

生産スピードと製品品質に対する顧客の要求が高まる中、同社は熱可塑性樹脂の射出成形工程を全面的に自動化することを決断しました。また、従来型の産業用ロボットを導入した場合に必要となる工場の大規模な改修を避け、導入コストを抑えることも重要な課題でした。

2D&S s.r.o.

業界 プラスチック・ポリマー
国 ヨーロッパ
従業員数 25〜50
使用したURロボット UR10
動画 — 2D&S s.r.o.(チェコ共和国)
UR10が既存の生産工程へのスムーズな統合を実現

UR10が既存の生産工程へのスムーズな統合を実現

数多くの導入実績を評価した結果、2D&S s.r.o.はユニバーサルロボットのUR10協働ロボットを採用しました。既存の生産工程へ確実に統合するために求められる、高い要件を満たしていたことが選定の決め手となりました。

UR10は主に、IML(インモールドラベリング)フィルムを射出成形用の金型に挿入する工程で使用されています。IMLは、成形工程と同時に多層のプラスチックフィルムを製品と一体化させる技術です。

あらかじめ金型内にIMLフィルムをセットし、樹脂を射出すると、フィルムの一部が熱によって樹脂と密着します。これにより、フィルムは製品表面に貼り付けるラベルではなく、成形品そのものの一部となります。この技術は、屋外イベントやフェスティバルなどで使用されるリユース可能なプラスチックカップなどの製造に活用されています。

単調な反復作業を高精度に自動化

単調な反復作業を高精度に自動化

プラスチックカップの製造は単調な反復作業である一方、IMLフィルムの取り扱いや射出成形機への投入には高い精度が求められます。

この工程では、作業者がIMLフィルムをトレイにセットし、そこから協働ロボットがフィルムを取り出すため、人とロボットが同じ作業空間で連携できることが重要でした。

さらに、トレイから射出成形機までの距離が比較的長いため、十分なリーチも必要です。こうした条件に対し、広い動作範囲を備えたユニバーサルロボットのUR10は、同社のニーズに適した選択肢となりました。

スムーズな立ち上げで生産を迅速に改善

スムーズな立ち上げで生産を迅速に改善

「プラスチックカップの生産は大きく改善しました。当初、精度の設定にわずかな課題がありましたが、すぐに解決することができました」と、2D&S s.r.o.のProduction OperatorであるJiří Kašparec氏は説明します。

「それまで当社ではロボットを導入した生産設備を使用した経験がなかったため、導入前は協働ロボットの信頼性に多少の不安がありました。しかし、ユニバーサルロボットの担当者による専門的なトレーニングを受けたことで、新しい設備を使った生産をスムーズに開始できました」

さらに、Jiří Kašparec氏は、システムの立ち上げについて次のように評価しています。

「MPラインがあらかじめ適切にプログラムを準備してくれたこともあり、短期間で生産を開始することができました。特に印象的だったのは、UR10を生産工程へ統合するまでのスピードです」

協働ロボットを追加し自動化をさらに拡大

UR10協働ロボットの導入により、プラスチック成形品の生産スピードは大幅に向上しました。現在、2D&S s.r.o.では、ユニバーサルロボットの6軸協働ロボット1台を射出成形機に導入し、生産工程の自動化に活用しています。

同社では今後も生産規模の拡大を計画しており、それに伴い自動化もさらに推進する方針です。今後、少なくとも2台の協働ロボットを追加導入する予定です。

MPラインがあらかじめ適切にプログラムを準備してくれたことで、短期間で生産を開始できました。特に印象的だったのは、UR10協働ロボットを生産工程へ統合するまでのスピードです」

David Dědek, CEO of 2D&S, s.r.o.
UR 10 in action at 2 D&S, s.r.o.

自動化によって解決した課題

  • IMLフィルムを射出成形機へ投入する工程を自動化
  • 協働ロボットを既存の生産工程へ短期間で統合
  • 協働ロボットによる自律的な連続稼働を実現
  • 既存の作業者が安全かつ容易に作業エリアへアクセスできる環境を維持

採用の決め手

  • 単調な反復作業を削減
  • 生産スピードと効率を向上
  • 大規模な設備改修が不要で導入コストを削減
  • 生産ニーズに対応できる柔軟性
  • 射出成形工程の自動化を最大限に推進

協働ロボットで自動化した作業

  • UR10による射出成形機へのマシンテンディング
  • 射出成形機へのIMLフィルムの投入
  • 作業者が安全にアクセスできる生産環境を確保
  • 従来型ロボットで必要となる設備改修を抑え、導入コストを削減

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数千の企業が協働ロボットを活用しています...

  • 生産性を向上させる
  • 変化する製品需要に適応する
  • 従業員の幸福と定着率を改善する
  • 労働力不足を補う