ダイレクトトルク制御は、接触を伴う作業や力制御が重要なタスクにおいて、柔軟な制御アルゴリズムの開発を可能にします。

精密な力制御やコンプライアンスが求められる作業(組立、挿入、人とロボットの協働など)では、従来の位置・速度ベースの制御では十分に対応できないケースがあります。
これらの制御方式は、変化の多い環境における柔軟な対応が難しいという課題があります。

ユニバーサルロボットのダイレクトトルク制御は、URScriptを通じて各関節のトルク指令に直接アクセスできる低レベル制御機能です。
これにより、インピーダンス制御や力ベース制御などの高度な制御手法を実装可能になり、産業用途に対応した協働ロボット上での研究開発やシミュレーションから実機への展開を加速します。
ダイレクトトルク制御はPolyScopeの標準機能として提供されており、URScriptから利用できます(詳細はURScript資料を参照)。
Direct_Torque command PolyScope X 10.11
Direct_Torque command PolyScope 5.24
※ダイレクトトルク制御は低レベルの制御機能であり、一部の安全機能やコンプライアンス機能をバイパスします。使用時は安全条件を十分に理解し、ロボットを安全範囲内で運用する責任はユーザーにあります。
