今回はユニバーサルロボットの「ダッシュボードサーバー」について紹介します。 ユニバーサルロボットは、簡単にティーチングできる点が特徴です。しかし、生産ラインに組み込んだ後は、ペンダントを操作する機会が少なくなることもあります。そのため、現場の作業者には、タッチパネルや操作盤を使って最低限の操作だけをしてもらうケースもあります。また、URをAGVなどの移動台車に搭載する場合など、ペンダントを使わずに操作したい場面もあります。そこで、今回は遠隔操作を可能にする「ダッシュボードサーバー」について説明します。

今回はユニバーサルロボットの「ダッシュボードサーバー」について紹介します。
ユニバーサルロボットは、簡単にティーチングできる点が特徴です。しかし、生産ラインに組み込んだ後は、ペンダントを操作する機会が少なくなることもあります。そのため、現場の作業者には、タッチパネルや操作盤を使って最低限の操作だけをしてもらうケースもあります。また、URをAGVなどの移動台車に搭載する場合など、ペンダントを使わずに操作したい場面もあります。そこで、今回は遠隔操作を可能にする「ダッシュボードサーバー」について説明します。
ダッシュボードサーバーとは、一部の例外を除き、ペンダント画面の上下にある黒いバー部分の操作をリモートで行うための機能です。たとえば、以下のような操作が可能です。

一方、ダッシュボードサーバーでは以下のような操作はできません。
数値データをやり取りしたい場合は、別の通信プロトコル(ModbusやETHERNET/IPなど)を併用する必要があります。同時接続は可能です。
ダッシュボードサーバーを利用するには、ロボットがサーバーとして動作し、クライアントとなる装置を準備する必要があります。クライアント装置は、(PCやPLCを想定)ソケット通信を通じて文字列を送受信できる機能が必要です。
接続の手順は以下の通りです。
1. PCとロボットのIPアドレスを合わせる
(詳細は「テクニカルガイダンス1 ソケット通信」で解説しています)
2. クライアントからロボットへ接続を実行する
3. コマンドを送信してロボットを操作する
コマンドと改行文字を一緒に送信すると、リモートでロボットを制御できます。
代表的なコマンドには、以下のようなものがあります。
その他のコマンドについては、ユニバーサルロボットの公式サイトで確認できます。
ダッシュボードサーバーを利用する際には、以下の点に注意してください。
1. コマンドには改行文字が必要
例えば、「play」コマンドを送信する際は、「play\n」のように改行文字を追加する必要があります。クライアントの環境によっては異なる改行コードを使用する場合があるため、機器のマニュアルを確認してください。

2. プログラムのWAYPOINT設定に注意
プログラムを外部から開始する場合、最初のWAYPOINTは「変数WAYPOINT」や「相対WAYPOINT」に設定する必要があります。固定のWAYPOINT名を使用すると、リモート操作ができないため注意してください。

3. 安全確認の徹底
リモート操作を実行する前に、周囲の安全を十分に確認してください。ロボットの動作中に周囲の物体と接触しないよう注意が必要です。
4. リモート制御を有効化する
リモート制御モードに切り替えないと、外部からの操作ができません。ただし、状態の監視だけならローカル制御のままでも実行可能です。

ここからは、実際にダッシュボードサーバーを使った操作を説明します。
1. ペンダントをリモートモードに切り替える


2. クライアント側から接続する

3. ロボットを操作する

4. ロボットの状態を確認する

このように、ダッシュボードサーバーを利用すれば、遠隔からロボットの操作や状態監視が可能です。ぜひ活用してみてください。
ご不明な点がありましたら、ユニバーサルロボットまでお問い合わせください。
