ユニバーサルロボット、SMC社の協働ロボット用真空グリッパユニットを UR+製品として認証

ユニバーサルロボット、 SMC 社の協働ロボット用 真空グリッパユニットを UR+ 製品として認証

~真空エジェクタ、真空パッド、電磁弁、圧力センサをコンパクトに一体化、

さまざまな業界でのワーク搬送の自動化に貢献~

ユニバーサルロボット(日本支社代表 山根 剛、東京都港区、以下「UR」)は、本日、SMC株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 丸山 勝徳、以下「SMC」)が 開発・製造する協働ロボット用真空グリッパユニット、「ZXP-X1」シリーズを、URロボットの周辺機器プラットフォーム「UR+」製品として認証したことを発表します。

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UR+製品として認証されたSMCの協働ロボット用真空グリッパユニット、「ZXP-X1」シリーズ

UR+認証協働ロボット用真空グリッパユニット、「ZXP-X1」シリーズの主な特長は、以下のとおりです。

  • 真空エジェクタ、真空パッド、電磁弁、圧力センサをコンパクトに一体化したオールインワン構造
  • 最大可搬質量7㎏を実現
  • エア供給チューブ1本と、電気配線M8コネクタを接続するだけで動作可能
  • 豊富なパッドバリエーションを提供し、様々なピッキングアプリケーションに対応。パッド数量、種類、ピッチの変更が可能で、フランジ付パッド単体で使用が可能
  • ユニバーサルロボット専用ソフトURCapを使い、ティーチペンダントで直感的な操作で吸着ON/OFF、内蔵圧力センサによる吸着確認が可能

SMC株式会社執行役員、技術本部副本部長兼開発第5部長兼電子技術部長 森川文夫氏は、次のように述べています。

「当社として初のUR+認証製品となる協働ロボット用エアチャックを2020年7月7日より提供を開始いたしましたが、市場からの反響は非常に大きく、協働ロボット市場の拡大の可能性を実感したところです。第二弾である真空グリッパユニットは、国内、海外を問わず、自動車、電機電子、金属加工業界はもちろんのこと、三品業界等さまざまな生産現場における幅広い製品の吸着・搬送工程の自動化に貢献する製品となっています。SMCは、今後も生産現場において急速に進行する人手不足を解消し、生産性向上に貢献する協働ロボット向け製品の開発をさらに加速してゆく所存です」

ユニバーサルロボット 日本支社代表 山根 剛は、次のように述べています。

「空圧機器分野で圧倒的なシェアを誇るSMCがUR+製品の開発に継続して着手し、この度UR+製品の第二弾となる協働ロボット用真空グリッパユニットの提供を開始したことを嬉しく思います。当社では、今後もUR+を中核としたSMCとのパートナーシップを強化し、生産現場におけるロボット導入の障壁を低減できる製品の開発を加速することで、さらに多くの業界において協働ロボットの導入が進むことを期待しています」

協働ロボット用オールインワン真空グリッパユニット製品紹介ページ

UR: https://www.universal-robots.com/plus/urplus-components/handling-grippers/協働ロボット用真空グリッパユニット/

SMC: https://www.smcworld.com/newproducts/ja-jp/zxp/

[ SMC 株式会社について ]

SMCは、世界トップシェアの空気圧機器の総合メーカーです。SMCは、世界80か国以上に拠点を置くグローバル・ネットワークと、基本型約12,000種・最終品番で約70万品目という膨大な製品群を擁しており、営業・製品開発・製造の各部門が常に連携を取り合って、世界中のお客様の多様なご要望にお応えしています。SMCは、空気圧機器をはじめメカトロ機器、流体制御機器、電動機器、温調機器など自動制御機器製品の製造販売を通じて、産業界の自動化・省力化に貢献します。

[ユニバーサルロボット+( UR +)について]

ユニバーサルロボット製協働ロボット(URロボット)とプラグ&プレイで使える周辺機器のプラットフォームです。ロボットアームの仕様やインターフェースをオープンにし、それらに準拠するエンドエフェクタ、カメラ、センサなどの周辺機器をデベロッパが開発します。URによる検証、認証を経てデベロッパがUR+製品として販売します。UR+製品は、URロボットのティーチペンダントを通して設定できるため、ユーザーやSIerがロボットのシステムインテグレーションの構築にかかる時間や費用を削減できます。

Andrew Pether

Andrew Pether

Andrew Pether is Innovation Manager and Perception Team Lead at UR, and has been with UR since 2014, previously leading applications and technical teams in Asia before joining the Technology Innovation team in the US in 2022. In his current role in the perception team Andrew brings his extensive experience of customer challenges into the AI Accelerator product, facilitating cobot solutions more flexible than previously possible

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