ユニバーサルロボット、ファブエースのTIG溶接支援ロボットシステム 「Co TIG Welders」をUR+ソリューションとして認証

ユニバーサルロボット、

ファブエースの 「Co TIG Welders」をUR+ソリューションとして認証

ロボット初心者でも簡単に溶接作業を設定可能、少量多品種生産の自動化にも最適

ユニバーサルロボット(本社:デンマーク、日本支社:東京都港区、代表:山根 剛、以下「UR」)は本日、(株)ファブエース(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:浅野 慎一郎 氏、以下「ファブエース」)が開発・製造するTIG溶接支援ロボットシステム「Co TIG Welders」を、ユニバーサルロボット製協働ロボット(以下「URロボット」)の周辺機器プラットフォーム「UR+ソリューション」として認証したことを発表します。

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UR+ソリューションに認証されたファブエース製TIG溶接支援ロボットシステム「Co TIG Welders」

ファブエースのTIG溶接支援ロボットシステム「Co TIG Welders」は、URロボット「UR5e」、安全マットやシグナルライトなどTIG溶接に必要な機器をパッケージ化した製品です。UR5eには、予め溶接用アプリケーション「URCap」がインストールされています。溶接電源として、パナソニック製溶接機「TIG溶接機 YC-300BP4」をオプションで提供するほか、お手持ちの溶接機をお使いいただくことも可能です。オペレータは、ロボットが加工対象物にアプローチする経路をロボットのティーチペンダント上で設定した後に、溶接開始点から終了点までを教示し、溶接条件を設定します。URロボットに搭載された「ダイレクトティーチング」機能により、オペレータは溶接トーチを手で掴んで溶接箇所を直接教示することができます。一連の作業は「URCap」上で完結します。

ロボットを扱った経験のないオペレータでも容易に溶接作業の設定ができるため、ロボットへの教示時間は従来型産業用ロボットに比べ大幅に削減され、少量多品種生産の工程にも展開しやすくなります。

また、Co TIG Weldersにはピッチ溶接*^1^やクレータ処理*^2^機能も搭載されており、ポジショナ*^3^やバックシールドガス*^4^のON/OFFも制御可能です。

Co TIG Weldersは、鹿児島県の高精度精密板金業(株)藤田ワークスをはじめ、東北から九州地方にいたる複数の板金加工企業に採用されています。

ファブエースの代表取締役 浅野 慎一郎氏は述べています。

「ロボットを使った自動溶接は数十年前から行われていますが、当時は大規模な溶接ロボットが主流であり、少量多品種生産には適していませんでした。URロボットを活用したCo TIG Weldersであれば産業用ロボットの約1/10の時間でティーチングが可能となり、さらに手作業よりも品質が向上します。特にTIG溶接は高度な技術を必要とするため、従来は3年以上の習得期間が必要でしたが、このシステムを導入したユーザーの中にはわずか数ヵ月で溶接工として独り立ちした方もいます。Co TIG Weldersを活用いただくことで、熟練作業者の方には高付加価値な業務に専念していただき、新たに溶接業務に携わる人材にはロボットとの協働作業に喜びを見出していただけるようであれば大きな喜びです」

ユニバーサルロボット 日本支社 代表 山根 剛は述べています。

「溶接の自動化は協働ロボットの応用分野の中でも特に注目される領域ですが、ロボットを扱った経験のない方々も多数存在し、自動化を試みるのにどこから始めれば良いのか悩む声が多く寄せられています。このたびファブエースが開発したCo TIG Weldersにより、誰でも簡単にTIG溶接の自動化を試みることができるようになりました。少量多品種生産の現場においても、溶接の自動化が進むことを期待しています」

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TIG溶接支援ロボットシステム「Co TIG Welders」で溶接をしているようす

UR+は、URロボットとプラグ&プレイで使える周辺機器のプラットフォームです。ロボットアームの仕様やインターフェースをオープンにし、それらに準拠するエンドエフェクタ、カメラ、センサなどの周辺機器をデベロッパが開発します。URによる検証、認証を経てデベロッパがUR+製品として販売します。UR+製品は、URロボットのティーチペンダントを通して設定できるため、ユーザーやSIerがロボットのシステムインテグレーションの構築にかかる時間や費用を削減できます。2023年12月時点で470以上の製品がUR+製品として認証されています。

ファブエースとユニバーサルロボットでは、TIG溶接工程の自動化を検討したい方に向けたウェビナーを下記の通り開催します。

ウェビナ―「好事例から学ぶ、溶接工程で協働ロボット導入を成功させるポイント」

  • 日時   4月3日(水) 10:00-11:00
  • 形式   ウェビナー
  • 内容  
    -協働ロボットの特長、なぜ溶接工程において協働ロボットが活用されるのか
    -ファブエース製TIG溶接支援ロボットシステム「Co TIG Welders」
    -導入事例 特に稼働率を上げる導入のポイント
    -導入方法、ステップ
    -Q&A
  • 受講対象溶接現場において
    • 人手不足でお困りの方、自動化を検討したいがスペースに制約がある方
    • -少量多品種生産で自動化が困難な方
    • -今すぐは難しくても、将来のために溶接自動化の事例を見てみたい方 など
  • 受講費用  無料

お申込み、詳細はこちら

・製品サイトは こちら

・Co TIG Welders を活用した事例は こちら

  1. ピッチ溶接;(加工物全体ではなく)溶接が必要な箇所に限定して溶接すること

  2. クレータ処理:クレータ(ビードの終端部にできるくぼみ)割れを避けるために行う処理

  3. (溶接用)ポジショナ: 溶接物を取り付ける台。回転・停止を制御することで溶接部を常に溶接しやすい位置に置くことができるようにした作業台の一種

4) バックシールドガス:溶接部の裏側の酸化を防ぐために使うアルゴンガスや窒素等不活性ガス

Andrew Pether

Andrew Pether

Andrew Pether is Innovation Manager and Perception Team Lead at UR, and has been with UR since 2014, previously leading applications and technical teams in Asia before joining the Technology Innovation team in the US in 2022. In his current role in the perception team Andrew brings his extensive experience of customer challenges into the AI Accelerator product, facilitating cobot solutions more flexible than previously possible

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