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よくある質問

URシリーズについて

URシリーズとは?
URシリーズは、ユニバーサルロボットが開発した協働ロボットの最新ラインアップです。2022年にUR20を発表して以来、UR8 Long、UR15、UR20、UR30 の4機種を展開し、用途に応じた幅広い選択肢を提供しています。す。

URシリーズの主な仕様は?
URシリーズは、可搬重量とリーチの組み合わせで複数のモデルを用意しており、高可搬タイプやロングリーチタイプにも対応します。標準仕様とトップダウン専用仕様があり、用途に応じた柔軟な選択が可能です。

標準仕様

  • UR8 Long:可搬重量 8 kg、リーチ 1750 mm
  • UR15:可搬重量 15 kg、リーチ 1300 mm
  • UR20:可搬重量 20 kg、リーチ 1750 mm
  • UR30:可搬重量 30 kg、リーチ 1300 mm

マニュアル記載の使用条件下

  • UR8 Long:可搬重量 10 kg、リーチ 1750 mm
  • UR15:可搬重量 17.5 kg、リーチ 1300 mm
  • UR20:可搬重量 25 kg、リーチ 1750 mm
  • UR30:可搬重量 35 kg、リーチ 1300 mm

*重心位置によって可搬性能は変化します。詳細は 「可搬重量とリーチの関係を示すグラフ」 をご参照ください。

URシリーズはなぜ高性能なのですか?
URシリーズは新しい関節構造を採用しており、より重いワークを長いリーチで、高速かつ安定して扱うことができます。さらに、先端に向かって細くなるアーム設計(テーパー形状)、カスタマイズ可能なライトリング、改良されたジョイント構造やシーリングを備え、耐久性と操作性を高めています。

URシリーズロボットはTÜV認証を取得していますか?

はい。URシリーズは EN ISO 13849-1、Cat.3 PLd および ISO 10218-1 の認証をTÜV Nordより取得しています。

URシリーズロボットはUL1740認証を取得していますか?

はい。URシリーズは UL1740 認証を取得しており、ANSI(米国規格協会)のガイドラインに準拠しています。

URシリーズロボットはクリーンルーム認証を取得していますか?

現在、第三者機関による認証試験を進めており、ご要望に応じて当社の内部試験結果をご提供できます。

URシリーズロボットはIP認証を取得していますか?

はい。URシリーズは IP65 規格に準拠しており、IEC 60529およびEN 60529で定義された基準を満たしています。

OEM(装置組込み型モデル)向けのURシリーズはありますか?

はい。他の設備やキャビネットに容易に組み込めるよう設計された OEM向けモデル をご用意しています。

技術仕様をもっと詳しく知りたい場合は?

URシリーズ全体の仕様をまとめた総合データシート、または各モデルごとのデータシートをご覧いただけます。。

ツールフランジ

URシリーズロボットのツールフランジ仕様は?

UR20 / UR30:EN ISO 9409-1-80-6-M8 準拠
UR15 / UR8 Long:ISO 9409-1-50-4-M6 準拠

安全性

URシリーズの安全性はeシリーズと同等ですか?

URロボットは PFL(Power and Force Limited:力・パワー制限型)ロボットに分類され、一般的に「協働ロボット」と呼ばれています。PFLロボットは、追加の安全機能を備えることで、安全なアプリケーション開発を可能にした産業用ロボットです。

ただし、安全かどうかはロボットそのものではなく、実際のアプリケーションで判断されます。

PFLロボットは、ロボットやエンドエフェクター、ワークが人に接触する可能性のあるアプリケーションで使用できますが、その場合は挟み込みの防止や人体へのエネルギー伝達を制限することが必要です。URのPFLロボットは、動作とエネルギー伝達の両方を制限する安全機能を標準で備えています。

なお、すべてのロボットアプリケーション(協働・非協働を問わず)においてリスクアセスメントが必須です。リスクアセスメントに基づき、どのような安全対策や安全機能が必要かが決定されます。統合時には、協働・非協働のいずれの場合も ISO 10218-2 に準拠する必要があります。

ティーチペンダント

URシリーズのアームには3PEティーチペンダント(TP)が使われますか?
はい。3PE TPは、次期ロボット安全規格(ISO 10218)の改訂版において標準のティーチペンダントとして採用される予定です。

3PE TPと従来のティーチペンダントの違いは何ですか?
3PE TPは、次期ロボット安全規格(ISO 10218)で必須となる予定です。URでは、特に高可搬・ロングリーチの協働ロボット(URシリーズのような機種)で作業する際には3PEが不可欠だと考えています。3PE TPを使用することで、ロボットの近くで作業する際の安全性を最適に確保できます。

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