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協働ロボットで溶接を自動化し熟練技術を誰でも再現

Smooth Roboticsが実現する溶接自動化

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熟練技術を誰でも再現できる溶接自動化

協働ロボットを活用した溶接は、高い精度と安定した品質を実現します。熟練溶接工が長年培ってきた技術をロボットへ反映することで、均一で美しい溶接を何度でも再現できるようになります。

Smooth Roboticsは、ユニバーサルロボットのエコシステムを活用し、協働ロボット向けの溶接ソリューション「SmoothTool」を開発しました。現場のニーズを熟知した溶接技術者との密接な連携のもとで開発されたこのソリューションは、誰でも高品質な溶接を実現できる環境づくりを支えています。

デンマークの製造企業Alusteelでは、14年以上の経験を持つ熟練溶接工Boguslaw Hara氏が、自ら最初の溶接を行い、その動きをSmoothToolで協働ロボットへ教示しています。数回の簡単な操作だけで、熟練技術をロボットへ反映できるため、高品質な溶接を安定して繰り返し行うことが可能です。

熟練溶接工不足を解決する新しい発想

この仕組みは、Smooth Robotics創業者のErik Mønster氏が掲げた「熟練溶接工がロボットを育てる」という発想から生まれました。熟練技術を協働ロボットへ継承し、誰もが高品質な溶接を再現できる環境を実現することが開発の出発点でした。

同社はこのアイデアをもとに設立され、短期間で協働ロボット向け溶接ソリューションの分野をリードする企業へと成長しました。その背景には、世界的に深刻化する熟練溶接工不足があります。Smooth Roboticsは、経験豊富な作業者の技術を誰もが活用できる仕組みを提供することで、人材不足という製造現場の課題解決に貢献しています。

Smooth Robotics

アプリケーション 溶接
デンマーク
従業員 15

協働ロボットで実現する溶接自動化

協働ロボットを活用し、手作業による溶接工程を自動化した仕組みと、その実現を支えたポイントを紹介します。

熟練技術を活かす人とロボットの協働

熟練技術を活かす人とロボットの協働

Smooth Roboticsが開発した「SmoothTool」のコンセプトは、熟練溶接工と協働ロボットがそれぞれの強みを活かして作業することです。熟練溶接工が持つ高度な技術と、協働ロボットの高い再現性を組み合わせることで、安定した品質の溶接を効率よく実現します。

また、ユニバーサルロボットの協働ロボットは直感的に操作できるため、専門的なロボットプログラミングの知識がなくても、熟練溶接工自身が持つ技術をロボットへ教示できます。

Smooth RoboticsのリードソフトウェアデベロッパーであるAhmad Gheit氏は、次のように語っています。

「私たちはロボット操作の複雑さを取り除き、溶接工が自身の技術をそのままロボットへ教えられる仕組みを実現しました。優れた溶接工の技術を協働ロボットが再現できるよう支援することが、私たちの目標です。」

さらに、SmoothToolはほぼすべての溶接電源と互換性があり、既存の溶接設備をそのまま活用できます。そのため、現場で使い慣れた溶接機を協働ロボットと組み合わせられ、導入時の負担を抑えながらスムーズに自動化を進めることが可能です。

協働ロボットが現場の頼れるパートナーに

協働ロボットが現場の頼れるパートナーに

デンマークのAlusteelでは、協働ロボットは作業者の代わりではなく、ともに働くパートナーとして活躍しています。

従業員約50名の家族経営企業である同社では、創業者のMads Milling氏が協働ロボットの導入による効果を高く評価しています。協働ロボットが溶接作業を担うことで、作業者はその間に別の業務へ取り組めるようになり、限られた人員でも効率的に生産を進められるようになりました。

Mads Milling氏は次のように語っています。

「協働ロボットと一緒に作業していると、まるで作業者が3人いるような感覚です。溶接工はロボットを動かした後、別の作業へ移ることができるため、生産性が大きく向上しました。私たちにとって協働ロボットは、大型の産業用溶接ロボットよりも導入しやすく、運用コストも抑えられます。コンパクトで汎用性が高く、熟練人材の確保が難しい中でも、より多くの受注に対応できるようになりました。」

協働ロボットで溶接作業を大幅に効率化

協働ロボットで溶接作業を大幅に効率化

Alusteelでは、協働ロボットを活用することで溶接作業を大幅に効率化しています。実際に、ある30個の製品を溶接する工程では、熟練溶接工が手作業で行っていた時間の半分程度で作業を完了しました。

こうした成果は、熟練溶接工と密接に連携しながら開発を進めてきたSmooth Roboticsの取り組みを示すものでもあります。同社は、現場からのフィードバックを製品開発へ反映し、SmoothToolの機能向上を継続しています。

また、SmoothToolは開発当初からユニバーサルロボットの協働ロボットを前提として設計されています。これは偶然ではなく、創業時からの明確な方針でした。

Smooth Robotics創業者のErik Mønster氏は次のように語っています。

「私たちは当初からユニバーサルロボットを採用することを決めていました。協働ロボット向けのソリューションには大きな可能性があり、その価値を最大限に引き出せると考えたからです。」

ユニバーサルロボットとのパートナーシップで製品開発を加速

ユニバーサルロボットとのパートナーシップで製品開発を加速

Smooth Roboticsはユニバーサルロボットとの協業を早期に開始し、2021年にはUR+パートナーとなりました。ユニバーサルロボットが協働ロボットを提供し、パートナー企業が用途に応じたアプリケーションを開発することで、より幅広い自動化ソリューションを実現しています。

両社は密接に連携しながら製品開発を進めており、エンドユーザーのニーズを反映したソリューションの提供を目指しています。

Smooth Robotics創業者のErik Mønster氏は、ユニバーサルロボットとのオープンな協力体制について次のように語っています。

「ユニバーサルロボットの新しい取り組みや製品開発に関する情報をいち早く共有してもらえるため、私たちのソリューションも新しいロボットに迅速に対応できます。一方で、私たちはエンドユーザーの声や現場で得られた知見をユニバーサルロボットへフィードバックしています。お客様が何を求めているのかを理解し、その知識を共有できることが、このパートナーシップの大きな価値です。」

熟練溶接工の不足は世界中でますます深刻化しています。私たちは、自動化がこうした課題を解決する大きな可能性を持つと考え、溶接工の知識や経験をそのまま活かせる、誰でも使いやすいソリューションの開発を目指しました。

Erik Mønster

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数千の企業が協働ロボットを活用しています...

  • 生産性を向上させる
  • 変化する製品需要に適応する
  • 従業員の幸福と定着率を改善する
  • 労働力不足を補う