ポリテクセンター京都
京都府長岡京市にあるポリテクセンター京都(京都職業能力開発促進センター)では、次世代の産業を支えるトピックにおいて”ロボット”に着目、この分野の人材育成を行う教材として協働ロボットを選択しました。省スペースで安全に使えるURロボットを採用することで、訓練生が実機を触って知識を習得でき、楽しさと学習効果を両立するカリキュラムを構築しました。これにより、短期間でも基礎から応用まで習得できる実習環境が実現しました。
職業訓練の状況は常に変化しています。その状況下で、ポリテクセンター京都は新しい日々新しい要素を取り入れた訓練を行いたいという思いがありました。この活動を行うことで安定した訓練申込を確保できるのではないかと考えました。そんな中、国が推奨するDX推進のカテゴリーにロボットがあり、調査をしていく中、協働ロボットとカメラを活用したカリキュラムを取り入れるのが良いのではないかと考えました。

ロボットを学ぶカリキュラムとして”教示(ティーチング)”、ハンドリング(ピックアンドプレイス)、カメラとの連動などを設定。目的が明確で達成感を得やすいタスクを通じて、動作分解(認識→把持→搬送)の理解とプログラミングの基礎を自然に習得できるようにしました。楽しさが興味を喚起し、学習の定着につながりました。

小型で設置面積が小さいため、既存の実習室に無理なく組み込み可能。協働ロボットを取り付けた架台ごとの移動も容易で、他の訓練メニューとの並行実施が可能です。機材の取り回しが良く、準備や片付けの負担も軽減されました。

協働ロボットの安全性を活かし、訓練生が実習で自身で操作できる環境を提供。従来の産業用ロボットと異なり、安全柵を設けることなく人の近くで稼働できるため、訓練生全員が操作・教示・実行を体験できます。直感的なユーザーインターフェースにより、初心者でも短時間で基本操作を習得可能です。

6か月の訓練コースの最終課題では協働ロボットを用いた自由発表を設け、訓練生自身にテーマを考えてもらい発表してもらう流れを作りました。直近のコースでは、野球盤をテーマに、カメラによるワークの認識と協働ロボットとPLC、センサーの連動プログラムの発表が行われました。
松谷 尚泰氏 電気・電子系テクノインストラクター我々の最終目標は就職をさせるというところがあるのですが、一方で楽しく訓練を受けられる6か月にしたいところがあるので、そういった面で協働ロボットは導入して良かったと思っています
数千の企業が協働ロボットを活用しています...