UR20がパレタイジング作業の負担を軽減し、従業員を解放

Ornuaにおける自動化事例

OrnuaでUR20がパレタイジング作業の負担をどのように軽減したかをご覧ください

概要

アイルランドの乳製品協同組合であるOrnuaは、最大12kg(26.5ポンド)までの多様な製品を扱うパレタイジング工程に、UR20協働ロボットを導入しました。 新しい大型協働ロボットUR20は、高可搬重量と長いリーチを備えており、これまで従業員に反復動作による負担やケガのリスクをもたらしていた作業の自動化を可能にしました。

Ornuaは、操作が容易で、人と並んで安全に稼働でき、さまざまな乳製品に柔軟に対応できる点を評価し、RobotiqのUR20対応パレタイジングソリューション「PE20」を採用しました。

手作業でパレタイジングを行っていた際の課題

Ornuaにおいて、最も人手を要していた工程のひとつが、製造ライン最終工程でのパレタイジングでした。 この作業は不可欠である一方、6~12kg(13.2~26.5ポンド)のパッケージ製品や、10kg(22ポンド)にもなるチーズブロックなど、重量物を扱う身体的負担の大きい作業でした。 これらの製品を手作業で積み付け・荷下ろしすることは、従業員に反復性疲労障害のリスクをもたらしていました。常に中腰になり、手を伸ばし、持ち上げる動作を繰り返す必要があり、長期的には健康問題につながりかねない、非常に負担の大きい作業だったのです。 そこで、自動化によって作業負荷を軽減するだけでなく、従業員をより付加価値の高い業務へシフトできる可能性があることが明確になりました。

Ornua

業界 食品・飲料
イギリス
従業員数 3000
使用したURロボット UR20
使用した周辺機器 Robotiq製 PE20 パレタイジングソリューションおよびマテリアルハンドリング・コパイロット
使用した周辺機器 Schmalz製 FXCB 真空グリッパーセット

導入のプロセス

協働ロボットを活用し、手作業工程から自動化へ移行するためのプロセスと、その成功のポイントを詳しく見ていきます。

最適なソリューションの検討

最適なソリューションの検討

Ornuaは、多様な乳製品を効率的にパレタイジングできるソリューションを探していました。最初に検討したいくつかのロボットシステムは、人の関与を完全に排除するものが多く、同社のニーズには合いませんでした。
乳製品という製品特性や、現場で求められる柔軟性を考えると、人が関与し、状況を確認できるソリューションが必要だったのです。

そこでOrnuaはRARUKおよびRobotiqと連絡を取り、作業者と並んで稼働できるユニバーサルロボットの協働ロボットを紹介されました。
中でも、可搬重量20kg(44.1ポンド)、リーチ1750mm(68.9インチ)を備えるUR20は、パレタイジング用途に最適だと評価されました。

Jack Cotton氏は次のように語っています。
「UR20が20kgまで持ち上げられると知ったとき、私たちは非常にワクワクしました。その性能に大きな可能性を感じました」

Robotiqが提供したソリューション

Robotiqが提供したソリューション

RobotiqがOrnua向けに提供したソリューション「PE20」は、UR20協働ロボットを中核に構成されています。
このシステムはシンプルなピック&プレース作業を行い、コンベアから乳製品や箱詰めされた製品を取り出し、決められたパターンでパレットに積み付けます。

Robotiqのパレタイジング専用ソフトウェア「Material Handling Copilot」により、立ち上げは迅速かつ簡単です。従来の産業用ロボットのように複雑なプログラミングは必要ありません。

RobotiqのロボティクスアプリケーションディレクターであるÉtienne Samson氏は次のように説明しています。
「私たちのソリューションでは、視覚的な設定画面を使うため、コードを書く必要がありません。パレタイジング用インターフェースを開き、箱のサイズや重量、積み付けパターンを入力してスタートを押すだけで、ロボットが自動的にすべての作業を行います」

導入効果と今後の展望

導入効果と今後の展望

Ornuaの従業員および経営陣からの反応は非常に好評でした。UR20は、使いやすく、柔軟性が高く、効率的なソリューションであることが証明されました。

RARUKのオートメーションセールスマネージャーであるAndrew Mason氏は、UR協働ロボットを使用している顧客の声について次のように述べています。
「ユニバーサルロボットを使っているお客様からは、とにかく使いやすいという評価をいただいています。複数台を導入するリピーターのお客様も多いです」

初めてUR20が1パレット目の積み付けを完了した瞬間、現場では小さな拍手が起こりました。それは、革新性、効率性、そして従業員の安全と働きやすさを大切にする協同組合にとって、象徴的な出来事でした。

UR20を導入したことで、Ornuaは乳製品業界をリードし続けるための体制を整えました。1パレットずつ、着実に前進しています。

今回のUR20導入の成功を受け、Ornuaは今後さらに自動化を進めていく展望を描いています。Jack Cotton氏は次のように語ります。
「この協働ロボットを導入したことで、社内でも自動化に対して、より前向きな姿勢が広がることを期待しています」

乳製品業界の他の工程へと自動化が広がる可能性もあり、その将来性は非常に大きいものです。

産業界における自動化の必要性は明確であり、今後さらに高まっていくでしょう。自動化の未来は、非常に明るいと言えます。

Étienne Samson氏 Robotiq ロボティクスアプリケーションディレクター
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