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自社で培ったガラスの設計技術が、URロボットとの融合でさらに進化

松浪硝子工業株式会社

概要

大阪府岸和田市で顕微鏡用、医療用、電子工業用など各種ガラスを製造している松浪硝子工業。将来の人手不足を見越し自動化を推進していましたが、従来型の産業用ロボットの場合スペースが取られる上プログラミングも外注する必要があり、導入しにくいのが課題でした。URロボットと出会ったことで、システムの内製化に成功。生産性を向上させるのみならず社員の技術力も向上し、今や産業用ロボットを使ったシステムも自ら手掛けるなど、外注に依存することなく工場内のシステム構築ができるようになりました。

抱えていた課題

松浪硝子工業は競争力維持や将来の人手不足への対応の観点から、以前から人が行っている作業工程の自動化を推進していました。当初は従来型の産業用ロボットによる自動化を行ってきましたが、工場のスペースに制限のある中、安全柵が必要な産業用ロボットを導入するには都度レイアウト変更が必要で、設定変更の度にシステムメーカーを呼ぶ必要があることが課題でした。

松浪硝子工業

業界 ガラス製品製造
日本
従業員数 100-500
使用したURロボット UR5 & UR10
ビデオ- Matsunami Glass、日本

解決策

代理店の因幡電機産業からURロボットを紹介された執行役員 技術開発部部長の岡田 良氏は、安全柵が不要で人と協働できることに魅力に感じました。

初めに導入したのは機械への板ガラスの投入部です。生産技術G 主席技師代理の久司 一馬氏は語ります。「ロボットを触るのは初めてで、プログラミングの経験もありませんでしたが、操作性も良く立ち上げは順調に行きました」因幡電機産業は、久司氏を自社トレーニング施設に招き基礎的なロボットのプログラミング方法を指導するのみならず、現場でのサポートも行いました。

この工程では状況に応じてガラスを表面、裏面いずれかで投入します。「URロボットは各軸の可動域が±360°ありますが、これは他のメーカーにはない特長でした。これにより、大判ガラスを回転させたり、反転させたりする人の作業を忠実に再現できました」

自社で培ったガラスを作るための設計技術が、ロボットと融合することによってさらに進化したように思います。URロボットは動きのスムーズさなどで人以上の動きをするので、人と全く同じようなことができる可能性を感じています

執行役員 技術開発部 部長 岡田 良氏  
手作業で行っていたガラス搬送作業を自動化

手作業で行っていたガラス搬送作業を自動化

切断機へ板ガラスを投入する工程でも、URロボットが活躍しています。ここでは、自作の吸着ハンドとエアブローを使って、段積みされたガラスを1枚ずつはずします。「ロボット導入前は、1日に1,000-2,000枚のガラスを手作業で投入していたため、作業者が腰や手首を痛めることがありました。ロボットを入れることでそのような作業の負担がなくなったのに加え、作業性が上がりました」(製造部 医療カバー生産課 課長 井上 幸雄 氏)

1.5倍の生産性向上

1.5倍の生産性向上

松浪硝子工業では、現在15台のURロボットが稼働しています。ここ10年で生産量は1.5倍に増やしましたが、作業員の人数は10年前から変わっていません。URロボットを使ったシステムを社内で構築できたことが自信となり、今では従来型の産業用ロボットのプログラミングも内製化できるようになりました。「自社で培ったガラスを作るための設計技術が、ロボットと融合することによってさらに進化したように思います。URロボットは動きのスムーズさなどで人以上の動きをするので、人と全く同じようなことができる可能性を感じています。これまでは人が単純作業をすることが多かったのですが、これからは単純作業はロボットに任せ、人は品質や工程管理をすることによって、お客様により安定した製品を届けられるところに価値を見出したいと考えています」(執行役員 技術開発部 部長 岡田 良氏)

UR 10は、メガネを切断機に投入します。 各軸の± 360°の可動範囲は、大判ガラスを回転または反転させる人の作業を忠実に再現しています。Cobotは、自作のサクションハンドと送風機で積み重ねられたガラスを一つずつ取り除きます。

克服した課題:

  • URロボットの導入により生産性を1.5倍に

採用の決め手:

  • レイアウト変更なしに導入可能
  • プログラミング習得が簡単
  • 外部に委託することなく、ロボットシステム構築を内製化できる

協働ロボットで自動化した作業:

  • ガラスの加工工程への投入、取り出し

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