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協働ロボットでエンジン組立を自動化し生産効率を向上

Ford Motor Companyの自動化

UR10協働ロボットがFordのエンジン組立を最適化する様子をご覧ください

UR10協働ロボットでエンジン組立を自動化し生産効率を向上

世界的な自動車メーカーであるFord Motor Companyは、ルーマニアのCraiovaに欧州の主要生産拠点の一つを構えています。

同工場ではUR10協働ロボットをエンジン組立ラインに導入し、カムシャフトフォロワーへのグリース塗布、エンジンへのオイル充填、品質検査などを自動化しています。これにより、生産スピードと効率を高めるとともに、従業員を反復作業から解放しています。

省スペースで柔軟に導入できる自動化が必要に

Ford Motor Companyは、従業員の能力を活かしながら、製造工程にさらなる付加価値を生み出せる自動化ソリューションを求めていました。

そこで重視したのが、既存の生産スペースを有効活用でき、人と同じ作業空間で稼働できることです。さらに、必要に応じて移動できる柔軟性、高い安全性、短期間での投資回収も求められていました。

こうした条件を満たしながら、従業員の作業負担を軽減し、生産効率を高める新たな自動化ソリューションとして協働ロボットの導入を検討しました。

Ford Motor Company

業界 自動車・自動車部品
ルーマニア
従業員数 1000〜
使用したURロボット UR10

協働ロボットで手作業から自動化へ移行するプロセスを詳しく紹介

協働ロボットを活用し、従来の手作業をどのように自動化へ移行したのか、その導入プロセスと重要なポイントを詳しく紹介します。

簡単な導入と操作でスムーズに自動化を実現

簡単な導入と操作でスムーズに自動化を実現

Fordの工場では、UR協働ロボットをスムーズに導入することができました。オペレーターは、ユニバーサルロボットが提供するオンライン学習プログラム「UR Academy」を活用し、UR10の操作方法を短期間で習得しました。

UR協働ロボットは、人と同じ作業空間で稼働しながら、さまざまな工程の自動化に対応できます。既存の作業環境を大きく変更することなく、複雑な工程にも柔軟に導入できる点が評価されています。

こうした導入のしやすさと柔軟性は、Fordが今後も協働ロボットの活用を拡大していくうえで、大きな決め手となっています。

Ford Motor Companyについて

Ford Motor Companyについて

CraiovaにあるFordのルーマニア工場では、最先端のエンジンと車両を年間数十万台生産し、ヨーロッパをはじめとする各地域の顧客へ出荷しています。

同工場では、Ford EcoSport SUVや、世界的に高い評価を受けている1.0L EcoBoostエンジンを生産しています。

さらに、新型SUVのFord PumaもCraiova工場で生産される予定となっており、Fordの欧州における重要な生産拠点としての役割を担っています。

当社では、求めている用途に適していることから、ユニバーサルロボットをベースに自動化アプリケーションを構築しています。設置面積が小さく、導入が容易で、従業員と一緒に作業できる点を高く評価しています」

「私たちの協働ロボット活用は、まだ始まったばかりです。最初の導入が成功したことで、すでにさらなる導入を検討しています。協働ロボットについて理解を深めるほど、自動化できる新たな用途が次々と見えてきます」

Josephine Payne, Engine Plant Manager Ford Romania

4台のUR10でエンジン組立と品質検査を自動化

調査と検討を重ねた結果、Fordはユニバーサルロボットの協働ロボットが、自社の求める要件や基準を満たしていると判断しました。

CraiovaにあるFordのルーマニア工場では、4台のUR10を導入しています。このうち3台は生産工程に直接組み込まれ、組立ラインで従業員とともに稼働しながら、反復作業を担っています。

1台目のUR10はカムシャフトフォロワーへのグリース注入、2台目はエンジンへのオイル充填を担当。3台目はオイル充填後のエンジンにUVライトを照射し、カメラを使ってオイル漏れがないか検査します。

エンジンの品質検査には、UR+製品であるCognexのビジョンカメラを採用。カメラと協働ロボットはイーサネットを介して通信します。また、各UR10には用途に合わせてFordのエンジニアが設計・製作した専用のエンドエフェクターが取り付けられています。

4台目のUR10はテストやトレーニングに活用されており、今後は実際の生産工程への導入も予定されています。

UR10を組立ラインの制御システムと統合することで、工程全体の自動化も実現しました。通常の生産工程に変更がない限り、協働ロボットはオペレーターによる介入を必要とせず、自動で作業を続けます。

「英国のチームが、エンジン工場と車両工場のニーズに最も適した協働ロボットについてグローバルに分析しました」と、Ford RomaniaのEngine Plant Area Manager、Adrian Calangiu氏は語ります。

「協働ロボットを導入した目的は、人を置き換えることではありません。協働ロボットをオペレーターの『同僚』として活用し、反復的で負担の大きい作業を担ってもらうことで、従業員を支援したいと考えました」

「UR協働ロボットは、作業者の安全性を損なうことなく、その近くで柔軟に作業できます。また、従業員を単調な反復作業から解放することで、より創造性を活かせる業務に取り組む機会を生み出しています」

Ford Motor CompanyのUR 10 cobotFord Motor CompanyのUR 10 cobot

自動化によって解決した課題

  • 新たな設備や建屋への大規模投資を抑えながら自動化を実現
  • 従業員を反復的で身体的負担の大きい作業から解放
  • 協働ロボットによる自律的な作業を実現
  • 既存の従業員が安全かつ容易に作業エリアへアクセス可能

導入の決め手

  • 従業員の反復作業を削減
  • 既存の生産工程へ短期間で統合可能
  • 生産スピードと効率を向上
  • 必要に応じて工程間を移動できる柔軟な運用

協働ロボットで自動化した作業

  • カムシャフトフォロワーへのグリース注入
  • エンジンへのオイル充填
  • UVライトとカメラを使ったオイル漏れ検査

ユニバーサルロボットにお問い合わせください

数千の企業が協働ロボットを活用しています...

  • 生産性を向上させる
  • 変化する製品需要に適応する
  • 従業員の幸福と定着率を改善する
  • 労働力不足を補う